銀座メゾンエルメスのル・ステュディオへ。
2019年のテーマは「夢を追いかけて」
「『ウェイキング・ライフ』を観ていると、まるで、マリファナを服用しているかのような感覚に陥るのだ。』」らしいけれど、吸ったことないから… でもまた観たくなる映像でした。トリップ・ムービー。
「「恋人までの距離」のリチャード・リンクレイター監督が、実写映像をさまざまなイラストレーターにデジタル・ペインティングで加工させ、実写でもアニメでもない映像を展開していく。リンクレイター監督本人はじめ、彼の過去作出演者や友人、スタッフらが多数出演。ひとりの少年が夢とも現実ともつかない時間の中で、さまざまな人物と出会い、夢について、人間について、会話を交わしていく。」
2001年/アメリカ/101分/カラー/ブルーレイ
監督・脚本・撮影:リチャード・リンクレイター
製作:トミー・パロッタ、アン・ウォーカー=マクベイ
パルマー・ウェスト、ジョナ・スミス
音楽:グローヴァー・ギル、トスカ・タンゴ・オーケストラ
美術:ボブ・サビストン
出演:ワイリー・ウィギンズ、イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー
「全編をとおし、浮遊感のあるアニメーションで描かれる実験作。主人公の青年は夢とも現実ともつかない摩訶不思議な世界をさまよい、何度も同じ部屋で目を覚ます。アート、哲学、進化論などのテーマが次々と現れる登場人物たちによって語られ、洪水のように溢れ出てくる。本作はビデオカメラで撮影された実写映像にデジタルペインティングを施すという手法で制作され、リアルと虚構が混在した奇妙な世界観を作り出している。」