半休して 『海辺のカフカ』(アクリルのボックスが動いてきた最初からもう泣かされた〜(T ^ T))
夜は モダンスイマーズ初日(←みんな、観たらいいよー!) アフター落語も最高でした。 どちらも大好き。 なんか溢れてて電車の中でニヤニヤしちゃってる。
数ある蜷川さん演出の舞台の中で、私がいちばん好きな美術・音楽・雨・演出は『海辺のカフカ』です。もう上演されることがないらしいので心にしっかりと刻んできました。
席はD列で最前(しかも真ん中)でした〜。ありがとうございます〜。
冒頭シガーロスが流れ、たくさんの光が降ってきて、透明のアクリルの箱が奥から出てきてもう涙腺が緩む。初演から数回観て気づかなかったんだけどカフカ少年の箱をおしてきたのはカラスのかっきーだった!箱の中の佐伯さんが目を腫らして泣いているから初っ端からもらい泣き(T ^ T)
カーテンコールで蜷川さん笑っていました。蜷川さんが生きていらしたら15歳のカフカくんをオーディションして再演を続けていったかもしれない・・。でも、それはもうできないから。
7年間、ありがとうございました。
カフカくんの頭の中にいる想像上の友達であり、理解者でもあるカラス。
村上春樹は「『カラスと呼ばれる少年』は折りたたみ可能なので、バスに乗るときには折りたたんでリュックに入れているわけです」と書いていると読みました。
この作品、私は大好きだけど、村上春樹が苦手とか原作を読んでいないひとには理解できないいんじゃないかな・・。読んでいなくても「わかる」という作り方じゃないから。