福島三部作 第三部『2011年 語られたがる言葉たち』
通しで観るのでそれまで行かない予定だったけれど池袋にいるし3.123でも良いかなと軽い気持ちで観劇。
津波に流されて帰らぬ人となった友人のお母様や家が流され被災したご家族のことを思った。被災者の数だけある真実。
故郷に戻れない人や仮設住宅撤去が決まり行先のあてのない人たちを思うと民放で正しい報道を続けていってほしいと思う。悲しいかな当事者でない私たちの記憶は薄れてしまうものだから。
ひろおさん演じる地元福島のテレビの報道局長の穂積にモデルがいると知り救われる思い。
モデルとなった元テレビユー福島報道局長で現在飯館村職員の大森真さん。アフタートーク(2011年当時のテレビ局葛藤をお話しされたようです)聞きたかったな。
演技をこえた鬼気迫るものを感じて心に響いたはひろおさんがこのゾーンに入っていたからなのかもしれません。凄まじいオーラがありました。
開幕以来、間に第一部の通し稽古を挟んで9連チャンみたいな本番スケジュールだったので、さすがに今日のソワレは妙な状態になっていまきた。疲労の極みからちょっとしたゾーンに入ったところもあり。無事に終わって何よりです。一息ついて三部作の一挙上演。どんな一週間になるのでしょう。
— 井上裕朗 (@hirooinoue) August 18, 2019
その穂積さんのお父さま(村長)に serial numberのアトムの来た日 がリンクした。