いつも大会は湯島天神ですが、今日の会場は浅草(都立産業貿易センター)でした。誌上歌会というのもあったのですが、私は締め切りをすっかり忘れていたので投吟せず。
いつも書いていますが、都々逸は七・七・七・五のリズムで詠む短詩で、そのリズムを並べるだけでなく、更に分解して初句の七は「三・四」(四・四可)、二句の七は「四・三」(二・五可)、三句の七は「三・四」(四・四可)で、五で止めになります。その月の課題ひとつに対してひとり3章までの作品を提出。そして、それを選者が【佳作】(約20作品)、【七秀】(7作品)、【五客】(5作品)、【三才】(「人」「地」「天」)とランク付けして選びます。
お題は、宿題「朝」「空」「去」「時」 席題「暮」
宿題「朝」
「朝から露店が組み立てられて 福を掻っ込む酉の市」(三才の人😊)←嬉しい😊
宿題「空」
「空のグラスと終電時間 も少し飲めるか睨めっこ」 (佳)
宿題「去」
「残しておきたいものなどないわ 過去より嬉しい今がある」(客)
宿題「時」
「我が家の食卓秋真っ盛り 娘の帰りが早くなる」 (客)
席題「暮」
「都会の暮らしに慣れたか聞いて くれる故郷があたたかい」 (佳)
席題「暮」
「多忙な暮らしにカンマを打って 始発に飛び乗るスニーカー」(佳)