『ヘンリー八世』すごく楽しかったーー!
吉田鋼太郎さんの演出はエンタメとして誰もがどの席でも楽しめる作品になっていたと思う。BL要素を入れたのに驚きつつ、でも聖職者あるあるだよね(ごめんなさい)
アッキーも良い役(良い人ではない)で嬉しかったー。
まだコンタクトレンズ入れているのでまた!
と終演後にTweetして渋谷へ。
お風呂に入りながら一気にTweetした感想を載せておきます。
権力に物言わせ王妃たちを取り替えては処刑した悪王のはずなのにアン・ブリン後の結婚が書かれていないこともあり阿部ちゃんのヘンリー八世は愛情深い王に見えました。誠実さが滲み出る阿部ちゃんだからウルジー卿らにまんまと操られているみたいです。
権力者の転落。
鋼太郎さんのウルジーがアッキーのクロムウェルに言った「野心は捨てろ」が二幕のいくつもの場面で刺さり、響きます。(「野心は投げ捨てろ」だったかも)
「野心は投げ捨てろ」のあとの「天使さえその野心で墜落した。」←ここ好き。
私はキャサリン妃の顔を見るだけで号泣(カーテンコールで宮本さんが出てきただけで泣くという…)
宮本裕子さんが本当に素晴らしくて泣きました。
トマス・クランマー(のちのカンタベリー大司教)金子大地くんもとても良かった。真っ白な僧衣が眩しいクランマー!真っ直ぐで善良で、そして可愛いキャラとしての登場。「さあ、その手を!」とヘンリー八世!そして手を繋いでお散歩(ではないけれど)←BLモード出ました。
金子大地クランマーは可愛いだけじゃなく、かれの演説は誠実で揺るぎなく、私は泣いてしまいました。
クロムウェルはさいたまネクスト・シアターの鈴木彰紀くん!凄い存在感。本にないクロムウェルは必見!見てほしい!というか目がいくはず。可愛い💕
補足・クロムウェルは本にいないわけではなく、本だと出番が少ないということです。
彼がキーマンだったことが二幕でわかります!
野心!一幕終わり「やるなぁ、クロムウェル😏」となりました。🟥
↑ちょっとしたミステリードラマっぽい場面が追加されているんですよ!
ウルジーの部下であり(鋼太郎さんの解釈ではアレです!←本にないので今は書きません。鋼太郎さん、すごい!)クロムウェルはウルジー失脚後、ヘンリー八世の秘書官になります。
しかもBL!まさかのベッドシ・・!キャー!
誕生したエリザベス一世の洗礼を祝賀する場面、盛り上がった〜。鋼太郎さんのあの演出楽しかった!
最前列だったのである場面で谷田歩姐さんからお菓子もらいました。ノーフォーク公爵^_^河内大和さんが客席から来て上がったとき「ハゲでロン毛って何だよ」って何度も言ってた(笑)仲良しなのね。
あ、パンフレットはまだ読んでいません。
パンフレットとブックカバー購入。
松岡和子先生が第二版で改訂したいとおっしゃっていらしたキャサリンのセリフ。
宮本裕子さんのキャサリンを思い出すだけで涙が出ます。宮本さんが今までシェイクスピア作品に出ていなかったって、なんてもったいなかったのでしょう!演劇界。と思ったらシェイクスピアは蜷川さんの『十二夜』や『夏の夜の夢』に出てますし、観てました。
アンを多部ちゃんにやってほしい!と知り合いに言ったら、メインじゃないから出ないと却下されました(^^;;
阿部 寛、吉田鋼太郎、金子大地、宮本裕子、山谷花純、谷田 歩、河内大和
大石継太、間宮啓行、廣田高志、工藤俊作、櫻井章喜、塚本幸男、飯田邦博、二反田雅澄、杉本凌士、水口てつ、佐々木誠、福田佑一郎、大河原啓介、鈴木彰紀(さいたまネクスト・シアター)、長谷川祐之、齋藤慎平、内田このみ、古庄美和、山田美波、坂田周子、沢海陽子、悠木つかさ
音楽・演奏:サミエル
「Sami Elu 」(サミエル)さん 1981年生まれ
掲載許可を頂いたので載せます!
— フロッグ(元つちや) (@alufaraven2) 2019年4月17日
独特な方法で演奏されてたけど、とても癒されました。#サミエル pic.twitter.com/WLiUK17Tw9