TOHOシネマズ上野（はじめて入った）にて
映画『ミッドナイトスワン』
https://midnightswan-movie.com/sp/
脚本・監督：内田英治
トランジェスターの凪沙役の草彅剛くんが本当に素晴らしくてその先にいる大勢の「凪沙」が想像できて心がズキズキ痛む。ガラスのように繊細な心と体がこれ以上壊れないように、と思っても思っても壊れていく。
親戚の娘の一果と暮らせて（押しつけられたんだけど）孤独だった凪沙が彼女のために生きること、「母になりたい」という思いを決意したのがわかるシーンから涙が…
凪沙ではなく健二として田舎の母親と話すときの広島弁が切ない。
一果役の新人女優の服部樹咲ちゃんも良かった。友人りん役の上野鈴華ちゃんも良かった。
顔も姿勢もどんどん変わっていった。
友人の死をどう乗り越えたのか、そこは映画に出てこなくて気になるけれど…
音楽も…渋谷慶一郎さんのピアノも素晴らしかった。
でも！この映画のキャッチコピー「最期の冬、」って…観る前にラストがわかって嫌だ。
いくつかのシーンでエディ・レッドメインの『リリーのすべて』（トム・フーパー監督）を思い出しました。
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映画館の近くでシャインマスカット（小さめ）
