ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

はてなダイアリーから引っ越してきました。なので、日記です。田島亮くんと浦和レッズが大好き!!成河くん、亀田佳明くん、イキウメと浜田信也くん、宮沢氷魚ちゃん、演出家・藤田俊太郎くんを応援しています。 演劇と映画と音楽とライブが好き。ラーメンズが大好き。都々逸やっています。なにより空が好き。

映画『異端の鳥/The Painted Bird』★★★★★

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シャンテシネにて『異端の鳥』

観終わって1時間以上経つのにまだ動悸がおさまらない。多分しばらくダメ。

 

各章につけられている人物の名前。最初の章はマルタで地名かな?と思ったけれど次の章でそれが名前だとわかる。でもその名前を誰も呼ぶことがないのに徐々に誰かわかって来て、終わり、また新しい章がはじまる。ああもう、ああ、章がまだ続くのかってなる。

少年は最後まで自分の名前を言うことはなかった。少年はまさに「色を塗られた鳥」で、本来の少年に戻れたラストにその名前が明かされた。

 

少年(ペトルコトラール|PETR KOTLAR)が受ける差別や理不尽にもほどがあるだろうと思うくらい残酷だった。戦争がここまで人を残酷にさせるのだろうとも。

 

兵士のハンス(2枚目の画像ステラン・スカルスガルド)に少年を一緒に連れて行ってもらいたかった(T . T)

司祭様(ハーヴェイ・カイテル)に生きていてほしかった(T . T)

 

ラストに救いがあってよかった。

 

原題は『(The Painted Bird)色を塗られた鳥)』周囲と異なる存在を意味する。イェジー・コシンスキ(Jerzy Kosinski) 

 

と、ここまで帰りの電車で書いたので、監督名とか後で追記。

 

ヴァーツラフ・マルホウル監督インタビュー

https://i-d.vice.com/jp/article/pkyja9/vaclav-marhoul-interview

「マルホウル監督が、観客の感情を誘導する音楽や、情報過多になりがちなカラー映像を、真実味を損なう「余計なもの」と考えているのがわかる。」

「そう考えると、映画の言語として、スラヴィック・エスペラント語という、実際に使用している人のほとんどいない人工言語を採用した理由もうなずける。これは、「東欧のどこか」で起こった物語だ。もし実在するどこか特定の国の言語を使えば、余計な情報が加わることになり、さまざまな憶測や見当違いの関連付けや解釈を呼び込むかもしれない。」

 

公式サイト http://www.transformer.co.jp/m/itannotori/

キャスト http://www.transformer.co.jp/m/itannotori/cast-staff/

 

 

「『異端の鳥』にも、「自分たちとは違う者への過激な差別や排除」を中心に、時代を超えて変わらない人間の悪意に対し、過剰な表現をもって警鐘を鳴らしている。原題の「ペインテッド・バード(色を塗られた鳥)」とは、周囲と異なる存在を意味する。」

チェコ出身のヴァーツラフ・マルホウル監督は、この『異端の鳥』をモノクロの35mmフィルムで撮影。そのおかげで衝撃シーン以上に印象を残すのは、荘厳な映像美でもある。」

「原作「ペインテッド・バード」の方は、さらに輪をかけて過激な表現が多い、こちらも超問題作である。マルホウル監督はその原作に惚れ込み、11年をかけて映画の完成にこぎつけた。撮影期間だけで2年。主人公の少年の成長をフィルムに焼き付けるためという徹底ぶりだ。」