「右から左へ頁をめくる 本の向こうの旅をする」
(最近の絵本は横書きが多く左からめくる左開きが多いけれども。この歌は小説を思って詠んだので)
画家で絵本作家の安野光雅さんが天国へ
https://twitter.com/iwanamishoten/status/1350291634441879552?s=21
岩波書店のTweetで知りました。「画家の安野光雅さんがお亡くなりになりました。温かみのある独創的な作品で数々の国際的な賞を受賞。小社では、絵本「きつねがひろった イソップものがたり/グリム童話」シリーズ、新書『絵のある人生』、エッセイ集『故郷へ帰る道』等をご執筆いただきました。謹んでお悔やみを申し上げます。」
産経新聞より 安野光雅さん死去 本紙で「安野光雅が描く 洛中洛外」連載 https://www.sankei.com/life/news/210116/lif2101160018-n1.html @Sankei_newsより
「画家で絵本作家の安野光雅(あんの・みつまさ)氏が昨年12月24日、肝硬変のため死去していたことが16日分かった。94歳。通夜、告別式は済ませた。
大正15年、島根県津和野町生まれ。旧山口師範学校研究科修了。玉川学園出版部に勤務後、東京近郊の小学校で10年ほど美術教師。昭和43年に絵本「ふしぎなえ」で絵本作家としてデビュー。主な作品に「ABCの本」「天動説の絵本」など。司馬遼太郎の歴史紀行「街道をゆく」の装画を担当した。本の装丁やエッセーなどの分野でも活躍、柔らかい色調の幻想的な作風は幅広い人気を博した。」
小さいころに安野さんの絵本作家デビュー作「ふしぎなえ」を買ってもらったのはじめてで、「旅の絵本」は自分で買いました。
言葉や文字がないから、そこに暮らす人たちを想像するのが楽しい絵本です。出会う人たちと会話しながら旅ができます。
これからも大切にします。
追記 松岡和子先生のTweetより
https://twitter.com/matsuokakazuko/status/1350641426560737286?s=21
そうだ!和子先生翻訳のシェイクスピア全集(筑摩書房)の表紙絵は安野光雅さんでした。演劇のフライヤーもたくさん描いていらっしゃいましたね。