ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

木ノ下歌舞伎『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』★★★★★

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シアタートラムにて木ノ下歌舞伎『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』再演観劇。
素晴らしく良くて良くて(前にも観て素晴らしいことは知っていたけれど)何度も何度も涙が溢れた。
今回『子午線の祀り』とセットで観ることができて良かったと思う。


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木ノ下歌舞伎『義経千本桜-渡海屋・大物浦-』

源平合戦の後も平家の武将たちが生き延びていたという設定のもと、平家残党と源義経の“その後”を描いた「義経千本桜」は全五段の傑作長編。その二段目「渡海屋・大物浦の場」は、海に身を投げて自害したはずの平知盛が、船宿の主人となり義経に復讐を企てる物語です。
作:竹田出雲 / 三好松洛 / 並木千柳
監修・補綴:木ノ下裕一
演出:多田淳之介
出演:佐藤誠 / 大川潤子 / 立蔵葉子 / 夏目慎也 / 武谷公雄 / 佐山和泉 / 山本雅幸 / 三島景太 / 大石将弘

美術|カミイケタクヤ 照明|岩城保 音響|小早川保隆 衣裳|正金彩 立師・所作指導|中村橋吾 衣裳アシスタント|原田つむぎ・陳彦君
演出助手|岩澤哲野・山道弥栄 舞台監督|大鹿展明
文芸|稲垣貴俊 宣伝美術|外山央 制作|本郷麻衣、堀朝美

kinoshita-kabuki.org

平家物語は1300年頃、義経千本桜の歌舞伎初演は270年前の1747年。歌舞伎はいつだって時代の現代劇だと多田淳之介さん。これは源平合戦から現代まで続く争いで亡くなった人々への鎮魂の舞台。

この素晴らしさを上手く言葉で伝えられないので以下を、、、

★谷賢一さんのTweet木ノ下歌舞伎『義経千本桜―渡海屋・大物浦―』観劇。多田さんの演出が見事。かなわん……。俳優も良かったし、あと、もう、本がすごいね。この怨念、言葉、創意工夫。これは宝だ。時空を1000年くらい飛んでるんだが、ユーモアも皮肉もきいてて実に完成されていた。面白かったなあ。感服。https://twitter.com/playnote/status/1367799518469615625?s=21

★演出の多田淳之介さんのTweet「木ノ下歌舞伎『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』再演ですが、今回も稽古は歌舞伎版『義経千本桜』の完コピ(セリフ回しも型も全部コピーする)、そして平家物語研究会から始まりました。白河なかなか元凶感ある。まぁ遡れば幾らでも血塗られた歴史は、、、」https://twitter.com/tdltj/status/1368208164332576770?s=21

★【公演レポート】木ノ下歌舞伎「義経千本桜」開幕、多田淳之介「繋がった心に価値を感じます」(コメントあり)

natalie.mu

「本作は、2016年に木ノ下歌舞伎の10周年企画の1つとして、東京デスロック・ 多田淳之介の演出により上演された作品。2012年に木ノ下歌舞伎は演出家3人を招いて「義経千本桜」の通し上演に挑んだが、その際に多田は「渡海屋・大物浦の場」を手がけた。今回も多田が演出を担当し、海に身を投げて自害したはずの平知盛が、大物浦にある船宿渡海屋の主人・銀平として源義経に復讐を企む物語を立ち上げる。」

★歌舞伎役者の中村橋吾さん「立師・所作指導をさせていただきました!物語の本質に挑む!これぞ芝居!是非御来場くださいませ」https://twitter.com/ha_shigo/status/1364812702913159171?s=21

★現代に蘇る復讐とやり直しの物語。木ノ下歌舞伎『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』(ぴあ)

lp.p.pia.jp

 

2016年に観たときの感想

木ノ下”大”歌舞伎『義経千本桜―渡海屋・大物浦―』1回目★★★★★ 

magnoliarida.hatenablog.com

木ノ下"大"歌舞伎『義経千本桜―渡海屋・大物浦―』東京千秋楽/2回目★★★★★

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