久しぶりの平日19時開演。コロナ前はあんなに平日観劇していたのに、今は21時前に家にいることが多いから、帰りの電車でTweetした感想だけ載せておく。石井一孝さんが体調不良で降板し、代わって神農直隆さんが出演することが決まり、急遽観に行くことにした舞台です。
シアターイーストにて『サイドウェイ』観劇。
大人のコメディ。
下ネタ多くてびっくりしたけれど、バチェラー40男2人のロードムービー、それがない方がおかしいわね。
藤重さんと神農さんが痛々しくもあり愛しくもあり、2人のチャーミングさが炸裂していました。(藤重政孝さん、お初でしたがすごく可愛いかった〜)
劇場の空間を余さず使った美術セットと音楽も良かった。ただちょっと暗転が長すぎるような…。
ワインが好きなワイン通の人にはマイルスのセリフはたまらないのでしょうね。マイルスは何かと小説の引用もして、なかなかのインテリ、なのに臆病でもあるのは人生が思い通りにいかないことで焦っているんだろうなぁ。結婚間近なのに独身最後を謳歌することしかアタマにないジャックはお気楽すぎて心配になるけれど。ふたりを足して2で割ればいいのにね。
マイルスです。ついに初日を迎える事が出来ました。キャストスタッフ、そして何よりお客様が支えとなりここまで来れました。本当にありがとうございます。
— マイルス•レイモンド@藤重政孝 (@fujishige_mstk) 2021年3月20日
笑い涙ありのサイドウェイ劇場。
千秋楽までぶっちぎります。
池袋でお待ちしております。#サイドウェイ https://t.co/1MlwowEN98
「目標がある人は羨ましいけど、いつだって目標通りに生きていけるわけじゃない。気楽に生きてる人は羨ましいけど、そんなに毎日ヘラヘラ笑ってなんて過ごせない。
誰かを愛するときですらプライドが気持ちを邪魔する瞬間があるし、愛していると言いながら欲望を満たしたいだけのときだってある。
どうしようもない自分に打ちのめされてガッカリしているとき、思い描いた人生からちょっと脇道に逸れたとしても、まあいいじゃないか、そう言ってグラスを傾けられる瞬間があるなら。」
日本語上演台本・演出を手がけた箱庭円舞曲の古川貴義さん「奥深いようで気軽な、バカバカしいようで身につまされる、好きだけど憎たらしい、愛おしい作品になりました。これからステージを重ねるごとに、ヴィンテージワインのように日々熟成してくことと思います。ただし、飲み頃はいつも今。演劇は、いつも今。今まさに目の前で起こっていることを、お楽しみいただけますように」日本語上演台本・演出を手がけた箱庭円舞曲の古川貴義さん
原作・脚本:レックス・ピケット
翻訳:主計大輔
日本語上演台本・演出:古川貴義
音楽:国広和毅
キャスト
マイルス:藤重政孝
ジャック:神農直隆
マヤ:壮一帆
テラ:富田麻帆
ブラッド:江浦優大
ビクトリア:嶋村亜華里
エヴェリン:片桐はづき