代官山から三軒茶屋へ。大好きすぎるイキウメへ。今日はD列センターブロック。
毎回気づくことがある。まだまだ観たい〜。楽しい〜。大好き〜。
前川さんの場面転換(転換らしい転換ではなくて、過去も現在も順不同で繋がっていく、すう〜っと流れるように時空が変わる)の演出、いつもよりさらに美しいなぁ。俳優と照明と音響とが完璧に私をあの世界に取り込んでくれるから傍観者ではない観劇体験。
全部好きだけれど、浜ちゃん(浜田信也)が、「無」により弾き飛ばされた池谷のぶえさん演じる山鳥芽衣の「声」になり、芽衣の「想像力」になる場面が好き。←観ていないとわからないようにしか書けない(T . T)けれど、そのシーンから流れるように、そうコンテンポラリーダンスのように手摺りを生み出していく=あ、これは芽衣が手に入れた「新しい目」かしら。
ラストの、あのふたりのような選択をしなかったらどうなるんだろう。人間が作った秩序に何の疑問も持たずに死んだように生きていくのかしら。という私も疑問を持ったことがなかった… 外の道へ行くのは覚悟がいるもの。ふたりが知っている空鳴りの存在とは…
もうね〜とにかく前川さんすごい、最高です。
いつからいたのか?「気づいたときからここに」
〜じゃなかった世界が平行してある『終わりのない』は壮大なストーリーで、この『外の道』はとても身近。
とりとめのないことしか書けない…
元いた場所が本当に元いた場所なのか・・白い馬が消滅している。D・W・グリフィス『ドリーの冒険 The Adventures of Dollie』(1908)