ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

劇場講座トークセッション第3回「劇場は今」岡本健一

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令和3年度『市民舞台芸術学校』「劇場講座」トークセッション “劇場は今” 劇場講座 第3回

ゲスト:俳優 岡本 健一「俳優としてコロナ禍にいかに対峙したか・・・」
演劇界を代表する俳優の一人として更に深まる演劇への思い等を語ります
日時:2021年10月24日(日)14:00~16:00
会場:LINK FOREST(リンクフォレスト)研修室

ナビゲーター:演劇ジャーナリストの徳永 京子さん

2列目の徳永さん側の席だったので岡健の体の向きがずっとこちら側で眼福すぎた。髪型もあってか舞台終わりオフモードだったのか今日の岡本くんはやわらかめ。かっこよかったぁーーーー生き方も容姿も何もかも素敵。靴も素敵。「何でも答えるよ。答えられない時は答えられない理由を言えばいいんでしょ」って。とても正直で飾らなくて、オフレコっぽい話もたくさん… コロナ禍で仕事が減ったときの話とか…それは 「言わないでね」と言われたから言えないけれど言いたい(笑)けれど言えない。でもとっても信頼できる。リスペクトしかない。

岡本くん、徳永さんに最初にインタビューされたときのことをよく覚えていて(インタビューを録音するレコーダーを忘れたのに徳永さんはちゃんといい記事を書いてくれたって)、そういうのって徳永さんも嬉しいだろうなぁ。

ジャニーズの演劇の道を開いたのは岡健なんだなぁ。1989年の蜷川さん演出の『唐版 滝の白糸』が舞台デビューだったのか…(岡本アリダ😃観たかったなぁ)そのときのお話も聞けました。蜷川さーん。岡本少年は、アングラな共演者の方々にかなりびっくりしたようです。

滝の白糸が決まりはじめて観た舞台は、大河「独眼竜政宗」で共演した渡辺謙さんの「ハムレット蜷川幸雄演出)」1988年ね。

「コロナ禍にいかに対策して稽古、公演を実現してきたか、公演中止や延期の際の対応とは・・・。」「俳優としてコロナ禍にいかに対峙したか・・・演劇界を代表する俳優の一人として更に深まる演劇への思い等を語ります」

岡本くん、コロナ禍にいかに対峙したか…もとても自然体。その状況を受け入れ、本を読んだり、俳優としてできることをしていたのがよく分かりました(公演中止になると収入が入ってこない話もあり。駐禁で8千円取られた話もあり)。マスクしながらずっと稽古していて劇場入りして初めて「こんな顔…こんな表情していたのか」となったとか、おもろそうに話してくれたけれど、実際は大変なことなんだろうなぁ。

コロナ禍での話から脱線して「舞台役者になりたい」と思って舞台中心にやってきたこれまでの話もどれも興味深く面白かった。仕事は選ばず、来た仕事の日程があえばどんな役でも引き受けると(以前、仕事を選んでいたこともあり、選ばなくなってから仕事が増えたって)。

1時間経ったところで「皆さんトイレ大丈夫ですか?」と聞く岡健。「俺は行くよ」と岡健。颯爽とトイレに行く岡健もかっこよかった。岡健に大丈夫か聞かれて質問の整理があるので「私は我慢します」と言った徳永さん可愛かった。

番手を気にするか…という質問に舞台は全員で作るものだからどんな役でもと。「ヘンリー六世」のとき、一部はメインではなく出番が少なかったからモチベーションの保ち方(途中から出る自分のセリフの一言でその舞台のそれまでをダメにしてしまう不安)が大変だという話で、サッカーの試合でベンチで控えるサブの選手のことを思ったわ。途中から出て力を発揮できる選手は凄いもの。

三者が何を言っても「自分が見たものしか信じないとい」という姿勢もカッコいい。

 

   あとでまた

 

https://www.parthenon.or.jp/20210802talksession

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お風呂で思い出したことが。藤原竜也くんの『唐版 滝の白糸』を観劇したいつかの日、お隣の席が派手な赤いワンピースを着た松坂慶子さん(岡健アリダのときのお甲さん)で「どんな気持ちで富司さんのお甲さんを観るのだろう」と思って緊張していたら、あの綺麗な声でケラケラ笑ってらしてホッとしたのを思い出したわ。