唐十郎さん、「唐版 滝の白糸」に夢中になり、毎日、チケットのない日もコクーンに通いました。作者なのに一般に並んで入られていてびっくりしました。寺山修司さんの「身毒丸」と唐さんの「唐版 滝の白糸」がなかったら、今の私はありません。私のaridaは滝の白糸のアリダです。
心よりご冥福をお祈りします。
寺山修司さんと同じ命日になるのですね。蜷川幸雄さんも５月でした。
（写真：日経新聞より）
🎂劇団唐組「2月11日は唐十郎、84歳の誕生日でした🎂」 「年男の唐さん 昇り龍が、鯉のぼりになって舞い降ります」
（ 「唐版 滝の白糸」写真：細野晋司さん）
▪️逝去のお知らせ | 劇団唐組 公式情報
「劇団唐組主宰の唐十郎（本名：大靏義英オオツルヨシヒデ 1940年2月11日生まれ）が5月4日21時01分に（右）急性硬膜下血腫で永眠致しました。」
🟥 劇団唐組 春公演『泥人魚』本日開幕。
その土地ごとに調整が入る客席づくり。
— 劇団唐組 紅テント・ルネッサンス (@karagumi_pr) 2024年5月4日
傾斜があると地ならしをしながら作っていきます。
久保井、稲荷の経験のもと劇団員も知識と経験値を上げていきます。
ついてこい！若人らよ！！
劇団唐組 春公演 『泥人魚』
新宿 花園神社にて
明日、開幕。 pic.twitter.com/UGWCyT4L0A
「「紅テント」の公演でアンダーグラウンド演劇の旗手として絶大な人気を誇り、数多くの独創的な舞台を作り上げた劇作家で演出家、俳優の唐十郎さんが4日夜、都内の病院で急性硬膜下血腫のため亡くなりました。84歳でした。
唐十郎さんは東京都の出身で、明治大学文学部演劇学科に入学、在学中から俳優として活動し、卒業後「状況劇場」を旗揚げ、1967年には東京・新宿の花園神社で「紅テント」を張って公演を行うなどアンダーグラウンド演劇の旗手として絶大な人気を誇りました。
状況劇場の解散後、1989年には劇団「唐組」を結成、唐さんは劇作家、演出家、俳優としてテント公演を精力的に行い、数々の独創的な作品の上演を続けてきました。
2003年には長崎の諌早湾の干拓問題から着想した「泥人魚」で多数の戯曲賞や演劇賞を受賞しました。
小説家としては、1983年に「佐川君からの手紙」で芥川賞を受賞しています。
唐さんは2021年、現代演劇をはじめとする文化芸術に多大な影響を与えたとして文化功労者に選ばれています。
唐さんは10年ほど前に自宅で転倒して頭を打ち療養を続けていましたが、遺族によりますと、4日夜に都内の病院で急性硬膜下血腫のため亡くなったということです。84歳でした。」（NHK）
（大塚佐助くん、お父さんと話し方が同じね）
▪️生前の蜷川さん「1975年の「唐版 滝の白糸」の初演を振り返ると、大映の東京撮影所を劇場に見立てた大掛かりな装置について「商業演劇で評判が悪かった唐さんから電話が掛かってきて。大映の東京撮影所の一番大きなステージを借りて、俺は（大映の巨匠で、無声映画『瀧の白糸』のメガホンをとった）溝口健二になるんだと言って、長屋を600軒くらい建てて、やりました」と述懐されていました。
📌毎日新聞写真部「生前の活動を写真特集にまとめました」
戦後の日本演劇界を代表する一人で、紅テント公演で知られる劇作家・演出家・俳優の唐十郎さんが4日、急性硬膜下血腫のため亡くなりました。84歳でした。
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) 2024年5月5日
生前の活動を写真特集にまとめました→https://t.co/3AraVuTGUT pic.twitter.com/kTDbm9uatf
高橋いさをさん「ずれにせよ、この人が実践し、後輩たちに残した遺産は大きなものであり、この人がいなかったら現代演劇は空調設備の整った小綺麗なビルが中で小ぢんまりと演じられる芝居ばかりになったにちがいない。謹んでご冥福をお祈りする。」
