KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオにてKAATカナガワ・ツアー・プロジェクト第一弾『冒険者たち~JOURNEY TO THE WEST~』初日観劇!A列で。←A列は舞台と地続き(あ、高さ15㎝くらいあるかな?)なので近いっ😃
すっごく楽しかった!長塚さんは本を書き出演もするのでほとんど大澤遊さんの演出だけど(皆が日々あれこれ思いついて提案、実行しているので演出は現在進行形で)日々変わっていきそうです。
角銅真実さんの音楽と演奏・声が半端なく良い。このモンスターなキャスト陣で面白くないなんてことあるわけないと思っていたけれど、本も演出も美術も音楽もまるではじめてのものなのが本当に楽しい。全員歌うしラップするし演奏するし、天竺国大雷音寺を目指していた一行がなぜか日本の神奈川県に迷い込むし、三蔵法師とはぐれた弟子たち行方不明になるし、京急乗るし、神様たくさん出てくるし、神奈川にゆかりのある人や人じゃないものや土地が出てくるし、Instagramもあるし、あの影やこの影にも注目です。初日なのでこれくらいにします。また観ます!
成河くんの〈神奈川県〉も堪能してお腹空いたわー。猪八戒のせいです。
日出町のジャック&ベティから始まるロードムービーのような舞台。
小学4年から(途中15年神楽坂にいましたが)神奈川区で育ったので、馴染み深い地名やがたくさん出てきてワクワクしました。距離感がわかるのも地元民ならではでです(現在、埼玉県民の私)なのに、神奈川の・・地元のお地蔵さまや道祖神のことは何一つ知らなかったことに愕然と・・・軽く調べてみよう。
ちなみに浦和の道祖神を調べたらすごい数いらっしゃいます。びっくりです。
演奏では成河くんに関しては『春琴』の太鼓や『僕に炎の戦車を~Bring me my chariot of fire~』の男寺党(ナムサダン・放浪芸の集団)での成河くんを思い出しました〜。南京玉すだれみたいな楽器に名前はなんだろう?「こきりこささら」ですか?
当日パンフレットの登場人物の紹介を見て、まずえっ😳となりました。成河くん10役です🤣。でも+1役かな〜。パンフの写真載せるとネタバレしちゃうかな〜次回にしよう。
<上演時間:約100分(途中休憩なし)>
上演台本・演出:長塚圭史(原作:呉承恩『西遊記』)
共同演出:大澤遊
音楽・演奏:角銅真実
出演:柄本時生 菅原永二 佐々木春香 長塚圭史 成河
舞台美術・衣裳:長峰麻貴 ヘアメイク:冨沢ノボル 照明:上山真輝 音響:星野大輔 演出助手:神野真理亜 舞台監督:竹井祐樹
あらすじ『冒険者たち 〜JOURNEY TO THE WEST〜』の原作はあの『西遊記』。天竺へ向けて旅を続ける三蔵法師(三蔵法師とは仏教の経蔵・律蔵・論蔵の三蔵に精通した僧侶のこと)と孫悟空の一行は、どういうわけか道を誤り、時空までも超えて、神奈川県内に紛れ込んでしまいます。さらに困ったことには猪八戒は行方不明。どうやら県内各地で飲み食いに明け暮れているらしい。どうにか猪八戒を見つけ出し、天竺への道へ戻ろうと、一行は県内の昔話や言い伝え、そして神々や魑魅魍魎を相手どりながら西へ西へと進んでいきます。果たして無事に天竺への道のりに戻ることが出来るのか。」
KAAT のあと、川崎、相模原、大和、厚木、小田原、横須賀と県内 6 都市を巡る三蔵法師ご一行が無事に天竺に迎えるよう、応援しに行ってください!
小田原三の丸ホール公演のKAAT公演のパロディ的に小田原版独自のデザイン!ノスリ舎さんによる地図イラストのチラシもいいね。
横浜中華街の春節と「冒険者たち~JOURNEY TO THE WEST~」の上演にあわせて「西遊記」をモチーフにしたランタンをKAATアトリウムに展示中!綺麗でした。