加賀で春菊天そばを食べてから新国立劇場小劇場へ。『夜明けの寄り鯨』観劇。B2列←2列目だったけれど舞台が低いので観やすかった!天井の美術が凄い!浮世絵に描かれる鮮やかな青い海、巻き込まれそうな大波🌊に鯨が二頭、鏡に描かれているので、上からの演技も観れるという美術。凄く良かった。
この美術と照明の美しさは一見の価値あり。座頭鯨がいる美しい天井の下は何もなく空虚さを感じる浜辺。捕鯨問題、LGBTQ、価値観、記憶がテーマだけど、この舞台を私はどう思えばいいのだろう…これから考えます。
あのあと主人公は前へ進めるのか…。
『ライカムで待っとく』でグサっと刺さった「寄り添う」「寄り添えるのか」ということを思い出した。と言葉で言うのは誰でもできる。25年前(今だって日本は誰もがカミングアウトできる環境にない)にゲイだということを誰にも言えずに悩むマツモトヒロシの苦悩にそんな簡単に理解するって言えるのか、綻びを繕うために咄嗟に出たとしか思えない。
ものがたり「和歌山県の港町。手書きの地図を持った女性が25年ぶりに訪れる。女性は大学時代、この港町にサークルの合宿でやってきて、たまたま寄り鯨が漂着した現場に居合わせた。まだ命のあった鯨を、誰もどうすることもできなかった。
ここは江戸時代から何度か寄り鯨があって、そのたびに町は賑わったという。漂着した鯨は"寄り神様"といわれ、肉から、内臓、油、髭まで有効に使われたと、地元の年寄りたちから聞いていた。
女性が持っている地図は、大学の同級生がつくった旅のしおりの1ページ。女性はその同級生を探しているという。彼女はかつて、自分が傷つけたかもしれないその同級生の面影を追って、旅に出たのだ。地元のサーファーの青年が、彼女と一緒に探すことを提案する。」
このあとブラジル🇧🇷vsクロアチア🇭🇷なので、
感想はあした書く_φ( ̄ー ̄ )
春菊天そば❤️