新年2回目のシアター・イメージフォーラム。
ピエール・エテックスの短編『破局』からの『恋する男』(主人公のお父様がユロ伯父さんの本読んでたね📖)と、2回目の『ヨーヨー』。ポスターにもなったピエロのピクトグラム化のオープニングとか各時代への転換も最高。あと1本『大恋愛』も観たい。←取り急ぎ Tweetしたものを。
恋する男 LE SOUPIRANT
監督・脚本・主演:ピエール・エテックス 脚本:ジャン=クロード・カリエール
1962年/ フランス / モノクロ / ヨーロッパ・ヴィスタ / モノラル / 84分 / 字幕:井村千瑞 ©1962 - CAPAC
1963年 ルイ・デリュック賞 受賞
天文学の研究に没頭してばかりの引きこもりの三十男。ある日両親に結婚を命じられ、伴侶となる女性を探しに街に繰り出すが、トホホな出来事の連続。しまいには、テレビに映るスーパースターの歌手・ステラに心を奪われてしまい、なんとかして彼女と結婚するために奔走する…。エテックス×カリエールの記念すべき初長編映画。フランス本国で大ヒットし、喜劇映画ではジャック・タチの『ぼくの伯父さんの休暇』以来となるルイ・デリュック賞を受賞。
破局 RUPTURE
監督・脚本:ピエール・エテックス、ジャン=クロード・カリエール 1961年 / フランス / モノクロ / スタンダード / モノラル / 12分 / 字幕:横井和子 ©1961 – CAPAC
恋人から手紙を受け取った男。中には破かれた自分の写真が同封されていた!こちらも負けじと別れの手紙を書こうと奮闘するが、万年筆、インク、便箋、切手、デスク…なぜか翻弄されてどうしても返事を書くことができない。ジャック・タチの縁で出会ったエテックス×カリエールによる初の短編作。セリフがなく、音を使ったギャグが冴える秀作。
court metrage Rupture 1961(12分全編です)