来週開幕の『桜の園』
女主人のラネーフスカヤ:原田美枝子
ラネーフスカヤを慕っていた実業家ロパーヒン:八嶋智人
娘アーニャに影響を与えるトロフィーモフ(ペーチャ)大学生?:成河
養女ワーリャ 24歳:安藤玉恵
娘のアーニャ 17歳:川島海荷
執事(管理人)エピホードフ:前原滉
娘の家庭教師シャルロッタ:川上友里
女主人とパリに同行していた若い召使いヤーシャ:竪山隼太
メイドのドゥニャーシャ:天野はな
近所の地主ピーシチク:市川しんぺー
ラネーフスカヤの兄ガーエフ:松尾貴史
先代から仕える老召使フィールス 87歳:村井國夫
「サイモン・スティーヴンスが現在の俳優が語るにふさわしい軽妙な台詞に書き換え」たというので言葉がスッと入ってきそう。その翻訳を広田敦郎さん、ステージング小野寺修二さん、音楽かみむら周平さんがとても楽しみだけど、初日しかチケット取っていない私・・もう1回観たくなったら買い足そう、おけぴで。笑
「チェーホフ作品はこれまでご縁がなくて今回が初めての挑戦です。これまで国内で色々なチェーホフの上演を観てきましたが、その文学的価値以上に上演を心から楽しめるというのはなかなか稀で。現代化、適切に日本語化するというのがとても手強い印象です。先日演出家のショーンと面会した時、「イギリスでもチェーホフ上演は相当手こずる」「フジツボがびっしりこびり付いているボートから丁寧にフジツボを剥がして本来のボートの形を蘇らせるんだ」と言っていたのが印象的でした。まだ誰も見たことのない、スリリングでダイナミックな『桜の園』を目指すショーン、その一助たるべく、繊細な思考と大胆な姿勢で臨みたいと思います。」という成河くん、
「私はチェーホフさんとは、あまり仲がよろしくありません。だから、理解するのに時間がかかる気がしますが、演出のショーンの力を借りて、フィールスを生きていきたいと思っています。」という村井國夫さんのコメントにホッとしている。