成河くん参加のアフタートーク（司会：成河、村井國夫、川島海荷、前原滉笑）に惹かれて急遽リピーターチケット購入（7,700円）。２回目の『桜の園 The Cherry Orchard』へ。
Ｑ列にて。物語を俯瞰で観られたのも良かった！
初日に感じた長さを感じない…どころか早くなったと思ったら、実際４分くらい縮まっているらしい。
すれ違う会話の間が気持ちよく、それぞれの役にその難しい言葉たちが馴染んできているのがよくわかりました。
87歳の召使フィールス役で足元もおぼつかない村井さん「こんなに老いてしまったの?😨」とマジで思ってしまいごめんなさい。トークでは若々しく踊り出しそうにシャキッとしていらしたのでホッとしました😮💨。さすがです。出番待ちでいつも松尾さんと楽しそうにキャッキャしているみたいです。
（バラバラに気の向くまま書くけれど）
舞台上にデンと鎮座したごとき石棺が上がると白い袋を被せられた家具らしき物体が（洋画の幽霊屋敷によくあるアレ）。その後ろにはフェンスがあり、🍒Cher-er-rry, Cherry baby 🍒Cher-er-rry, Cherry baby とThe Four Seasons の Sherryの替歌（喜劇だ…）でチェーンソーを持った作業着姿の男が現れその袋を剥がす。とその中から女中とロパーヒンが現れる冒頭場面。フィールスの上に石棺が下がるラストまで観て、ショーン・ホームズさんが「亡霊がただよっている桜の園」にした意図がわかりました。
パリから５年ぶりに戻った「桜の園」の女主人ラネーフスカヤはその天真爛漫さとエレガントな美しさで近くにいる人たちを魅了しているけれど、桜の園のご近所の多くの人たちはそうではないのだろう。競売にかけられた先祖代々からの桜の園の下にはたくさんの「悲しい亡霊」がいるから。亡くなった子どもの亡霊もたびたび三輪車で登場する（その時を知らせるBGMで緊張する私）。登場人物たちが噛み合わない長いせりふを勝手に話してるのも亡霊だからなのか。誰の視線の物語なんだろう…
取り急ぎ。
書きたいことがまとまらないのであとで書きまーす。
多分＿＿＿
若い人たちへ『桜の園』U25チケット、ぴあで買えます。演劇の面白さを感じてもらえる作品だと思います。それでも6,000円するけど💦…と成河くん、言ってくれてありがと。
PARCO劇場は通路後ろのサイド席でも観やすくていいです。多分フラットな２列２〜４列目のお席より見切れない。できればPARCO Stageさん、通路より後ろを安くすれば誰でも買いやすいです。村井さんもチケット代の高さを気にしてくれていて嬉しかったな〜。
『桜の園 The Cherry Orchard』初日★★★★★
PARCOの壁に大きな米津玄師さん。素敵💓
