今日も春菊天そばを食べられなかったかわいそうな私。
『デカローグ １・３』プログラムＡ（演出：小川絵梨子）マイ楽でした。Ｂ２列（舞台を見上げなきゃならないＢ）センターブロック。
斜め前に友人が…帰りに話した友人は「うーん🤔」という感想で（賛否があるのは健全よね） 「３はテレビドラマで見たい」というので「ドロドロしたドラマになるね」と私。小説読んでDVDも買うくらいデカローグにハマっているとけっこう控えめに告白したら「えーー😱」と引かれてしまった。あはは😆
📓『デカローグ １・３』プログラムＡ２回目★★★★★
✍️【これまでに書いた感想以外を…】
⛸️🧊デカローグ１（プログラムＡ）ある運命に関する物語
ノゾエ征爾 高橋惠子 チョウ・ヨンホ 森川由樹 鈴木勝大 浅野令子 亀田佳明 / 石井 舜（全公演）/ ★木下希羽 宮下楽七 ★関 大輝 片岡蒼哉
クリスチャンである叔母（高橋惠子）に神様のことをたずねる。父親 （ノゾエ征爾）に「死んだらどうなるのか」たずねるパヴェウ（石井 舜）のやりとりが伏線となっていた。
結末がわかっていても悲しくて涙が出てしまう。大学教授で無神論者の父親の後悔。相棒であるコンピュータが出した〈池の氷はパヴェウの３倍の体重でも割れない〉データだけど、池に氷の強度を確かめに行くクシシュトフ。そこで天使（亀田佳明）と会います。天使は死んだ野良犬の背中をパヴェウが撫でているときにも見ています。ただ見つめているだけなのにクシシュトフは何か世界が変わることを感じたような数秒…ふたりを見ている私（たち）も。
度々不自然に立ち上がるコンピュータ、突然割れて溢れた青いインクが気になっていた…違和感。
第一戒「あなたは、わたしの他になにものも神としてはならない。」
この物語の舞台美術は度々右半分に蝋燭がたくさん置かれ、そこは教会となる。ラスト、パヴェウを亡くしたクシシュトフが悲しみで慟哭し教会の柱を揺らすと蝋燭が全部倒れ、飾られた聖母子画（「ウラジーミルの生神女」のような宗教画。ウラジーミルの聖母は、幼いイエスを抱きながらその死をも見つめている。という記事を読んだので）が傾き聖母の目から涙が流れたように見える。絶望するノゾエさんの顔が忘れられない。神は存在する？信じればパヴェウは死ななかったのか？
🎄🚕デカローグ３（プログラムＡ）あるクリスマス・イヴに関する物語
千葉哲也 小島聖 浅野令子 鈴木勝大 チョウ・ヨンホ 森川由樹 / 石井 舜 ★木下希羽 宮下楽七 ★関 大輝
サンタクロース🎅に変装したヤヌシュが棟の下で「メリークリスマス🎄」と挨拶し合った男が、子どもを亡くしたばかりのクシシュトフだと気づいたときの悲しそうな顔。 クシシュトフもヤヌシュの家から聞こえる楽しそうな声に戸惑いを見せていた。自分もそうだったはずなのに。
私はこの話のヤヌシュを演じた千葉哲也さんが大好きーーー。２列目で、戸惑い・怒り・切なさ・楽しさ・愛情、戻らない日々への思い、刻々と変化する表情を堪能。「さようなら」
ラスト、ヤヌシュが流した涙は絶品でした。酷いことをしたエヴァの小島聖さんも素晴らしかった。ふたりは十字架を背負って生きていかなくてはいけないのだろうけれど。
第三戒「安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。」 この先ずっと😨 
この話で、ヤヌシュとエヴァに関わる天使（亀ちゃん）は電車の運転手で、そこに立っている時間は１〜２分くらいなのに、このとき、無鉄砲な運転をしているふたりを見ていないのに、圧倒的な存在感を見せます。
📌プログラムＡの写真
３で当直医やスケボーに乗る駅員など複数演じた森川由樹さんのポストよりＡのセットのスケボー🛹
https://x.com/y_u_k_i___m/status/1787475378631811106?s=46
⛪️「モーゼの十戒」
第一戒「あなたは、わたしの他になにものも神としてはならない。」（第１話）
第二戒「あなたは、あなたの神、主の御名をみだりに唱えてはならない。」（第２話）
第三戒「安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。」（第３話）（第８話）
第四戒「あなたの父と母を敬え。」（第４話）（第７話）
第五戒「殺してはならない。」（第５話）
第六戒「姦淫してはならない。」（第９話）
第七戒「盗んではならない。」（第７話）
第八戒「あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。」（第６話）
第九戒「隣人の妻をを欲しがってはならない。」（第８話）
第十戒「あなたの隣人の財産を欲しがってはならない。」（第10話）
ステージぴあ、もらいました。
