美容院が1時間で終わったので、予約していなかったけれどメゾンエルメスに電話。1席だけ空いているというので即予約して、Le Studioで観てきました。『ロスト・イン・ラ・マンチャ/Lost in La Mancha』
構想30年頓挫9回の末、2020年に日本公開されたアダム・ドライバーがトビーを、ジョナサン・プライスがキホーテ役をつとめたテリー・ギリアムの映画『ドン・キホーテを殺した男/邦題:テリー・ギリアムのドン・キホーテ』(The Man Who Killed Don Quixote)の(最初の)製作プロジェクトが暗礁に乗り上げた顛末を描いた2002年のドキュメンタリー映画。ナレーションはジェフ・ブリッジス。
洪水によるセットや器材の被害、80歳で演技もできて馬にも乗れる最高のキャストだったロシュフォールさん…撮影序盤に椎間板ヘルニアが発症して以降は乗馬は行えず、映画を降板。保険取得をはじめとした経済的難点など数多の困難に襲われ、突然の制作中止に陥った後キャンセルされるまでを撮っていた(メイキングにする予定だったみたい)。
往々にしてこういうことってあるんだろうなぁ辛いね😮💨。
「鬼才テリー・ギリアム。彼が長年の夢であったドン・キホーテの物語の映画化『The Man Who Killed Don Quixote』に挑み、挫折するまでを捉えたドキュメンタリー。映画の主演は人気絶頂だったジョニー・デップ。共演に当時のデップの私生活のパートナーだったヴァネッサ・パラディ。さらに、フランス映画界の重鎮である故ジャン・ロシュフォール Jean Rochefort (『髪結いの亭主』など)が名を連ね、輝かしい成功が約束されているように思われたテリー・ギリアム版「ドン・キホーテ」だったが、突然の雷雨とともに映画の運命は瞬く間に暗転していく……。大洪水によるセットの崩壊、大粒の雹による撮影機材の破損、上空を飛び交うNATO軍F-16戦闘機、そしてドン・キホーテを演ずるロシュフォールを襲う重病……。総製作費50億円を投入した空前の超大作だったが、クランクインわずか6日目にして製作は頓挫に追い込まれたのだった。一体現場で何が起こったのか?」
2001年/アメリカ・イギリス/89分/カラー/デジタル上映
監督:キース・フルトン、ルイス・ペペ
製作:ルーシー・ダーウィン
ナレーション:ジェフ・ブリッジス
編集:ジェイコブ・ブリッカ
音楽:ミリアム・カトラー
絵コンテ:テリー・ギリアム
出演:ジョニー・デップ(トビー役)、ヴァネッサ・パラディ、ジャン・ロシュフォール、テリー・ギリアム
テリー・ギリアム『ドン・キホーテを殺した男』がついに撮影開始!「それでもあきらめきれなかったギリアム監督。映画情報サイト/Filmによると、ドン・キホーテ役は、ジャンからロバート・デュヴァル(『地獄の黙示録』)、今年1月に死去したジョン・ハートさん、マイケル・ペイリン(モンティ・パイソンのメンバーの一人)、ジョナサン・プライス(『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』)へと変わり、トビー役もジョニーからユアン・マクレガー、ジャック・オコンネル(『不屈の男 アンブロークン』)、アダム・ドライバーへと変わっていた」https://www.cinematoday.jp/news/N0090247 @cinematodayより
観なきゃーー。
懐かしい日のテリー・ギリアム https://magnoliarida.hatenablog.com/entry/20150910/1441901026