濃い！めちゃめちゃ濃かったから１本は１時間なのにすごいハードでした。『舞台はとあるアパートの一室。同じ舞台装置で四人の作家が書き下ろす、四つの物語の連続上演。』全て鈴木裕美演出というもの。私は以下の２作品を観劇。この劇場、段差があってとっても見やすいです！
『魔女の夜』作 ：蓬莱竜太 出演 ：山口紗弥加 明星真由美
山口紗弥加ちゃんは野田さんの『オイル』以来。あのときも初舞台なのに意外と良いなって思ったけれど、今回もがんばっていたな〜。不安定で壊れそうな女優を熱く演じていました。マネージャー役の明星真由美さんはとってもリアルで見事・・よかったわ〜。まるでチェスのようにじわじわ攻めて相手の駒をひとつづつ取っていきます。彼女の部屋がほんとうは「そういう部屋」だったとは・・・。蓬莱さんの本、やっぱり好きかも。これからも観られるものは観ていきたいなー。
『海へ』作 ：赤堀雅秋 出演 ：井之上隆志 入江雅人 清水宏 遠藤留奈 久保酎吉
この『海へ』がめちゃめちゃ濃かったんです。２時間たっぷり観た気がするくらい疲れたぁ・・。でも、とっても面白かった！！部屋のインパクトも凄かったわ。45歳のもと男子たちが男子に戻っちゃうのが楽しくて、そしてたまにキュンとなりました。
この２つの作品がリンクする部分もあって、こういうオムニバスな舞台ってまた観たいと思いました。三谷さんの「３番テーブルの客」みたいなのとかね〜。
Bプログラムには、今度「宝塚BOYS（こちらも鈴木裕美演出）」に出る男の子が出ているから見たかった〜。
