ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

SHINOBU’s Brain in the soup Half weekly2 【或る、致し方ない罪に対する やるせない復讐のはじまり】★★★ 

  15日はハプニングがあり途中までしか見なかったので(http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20110415/1302881509)今日行ってきました。あのままじゃスッキリできないので最後まで観ることができて良かった・・放送禁止用語の連発、お下品な行動には驚いたーーーけれど、まぁあれがフェチさんたちの日常ですからね(きっと?まさか?)、フィクションなんだと割り切って見れば、興味深いし、なかなか面白かったし、なんと最後はあたたかい気持ちにまでなっていたのですから。
改めて今日観ると、冒頭の暗闇の中からさりげなく聞こえて来る台詞にも彼らのフェチ度をかいま見ることができました。冒頭の約15分間、真っ暗闇の中で物騒な声と物音だけというのは面白い演出でした。
そう・・十人十色のフェチさんたち10人が、世の中のために自ら死にましょうと集まり、そのために誰かを憎み殺され合いましょうという会のお話でした。生まれつきのひともいれば、暗い過去の理由があってそういう性癖を持ってしまったひともいる。本当は他人に迷惑をかけたいわけじゃないのだけれど・・ という哀しさも感じました。
いま、JIN〜仁〜を見ながらこれを書いているんだけれど・・「玉が貫通している」というシーンで、今日の舞台で、たまたま訴訟マニアさんに撃たれた内蔵フェチさんの貫通しているところを、男前のリストカッターさんが中心となり煙草の火でくっつけるシーンを思い出しました。殺され合うはずが、みんなで一丸となり助けるのです。連帯感が生まれた瞬間でした(感動の JIN とは全然違いますが 笑)
後半、突然8番(ロリコン)さんと9番(DV&二重人格)さんが芝居じゃなく、永澤さんと古山さんに戻ってしまう演出にも驚きました。
それにしても坂上忍さんって・・・なんなんでしょうねぇ。昨年も1ヶ月で4つの違う公演、今回も2週間に2つの全然毛色の違う公演を2つ。今回なんて根っこにあるものは違わないかもしれないけれど(絆シリーズ?一方は家族の絆、もう一方は罪の絆?)見せ方は真逆ですもんね。←私は最初の『レッドカードファミリー』は観ていませんが。 忍さんって・・・なにフェチなんでしょうか(潔癖性らしいですが)変なひとですね。ドSですね。そんな忍さんをかっこいいと思っている私がいます。
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