再演とのこと。とても面白かったです。最初から最後まで緊張しっぱなしの舞台は久しぶり。好きな緊張感です。ストーリーは、既存のSF小説や映画にあるようなものだったので奇抜じゃなかったけれど、演出が面白かった!!音楽、美術、照明もいいな。すばらしい空間。しんちゃんの表情がどんどん知的になっていくので、しんちゃんからも目が離せない。
「知識」や「記憶」じゃなくて「概念」というのが面白い。概念を奪われたら・・一生それが芽生えないということだものね。学ぶことさえできない。でも、なぜか彼らはひとりの人から奪うんじゃないのよね・・ひとりから1個の概念をお散歩しながら・・。ひとりの概念じゃ偏ってしまうって・・きっと先輩宇宙人が学んだのね。
最後に愛は勝つ、みたいな終わり方だったのはちょっと意外だった。その愛は戻せないんですけれどね。でも、もっと後味悪くモヤモヤするのかと勝手に想像していたのは劇団名のせいかしら?初演はどんな舞台だったんだろう。はじまったばかりなのでこれくらいにしておきます〜。
KAATはプレビュー公演。ということで・・シアタートラムでも観たくなっちゃった〜。
[作・演出] 前川知大『日本海に面した小さな港町。大陸に近いこの町には同盟国の大規模な基地がある。この国にとって戦略的に重要な土地だ。加瀬真治は、地元の夏祭が終わると性格が一変していた。今までの記憶を失くし、町の徘徊を始める真治。夫を介護しなければならなくなった妻の鳴海は、新しい生活に戸惑う。町に事件が起きる。それは老婆が息子一家を刺殺した後、自殺するという凄惨なものだった。同じ頃、海岸線では町の人々が奇妙な光を見る。それが隣国のミサイル誤射であることをテレビのニュースは伝える。凄惨な事件と、軍事的な緊張とが相まって、町には不穏な空気が流れていた。そして、真治は鳴海に告白をする…。』
小説、買いました。どう違うか、早く読みたい!!
他の劇場もだけれど、KAATってとくに響くので、咳は仕方ないけれど、飴を取り出すためにビニールをガサガサするのは勘弁してーーーーって感じ。気にしているなら飴などは最初から手に持っていてほしい。
お隣の大ホールはこれ。チケット取ったんだけど、その日旅行に行くことになったので、観たいという友人に譲りました。面白そうだけどね。
NOISES OFFのフライヤー、ソンハくんの字が成河になっていました〜。小島聖さんも決まったんですね〜。