ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

新国立劇場『リチャード三世』★★★★★ 

  新国立劇場 中劇場へ。
  『ヘンリー六世』の舞台美術。
  『リチャード三世』の舞台美術。
 
 クラレンス公ジョージだけど、相関図のこの色配分の意味がわからないー。なぜ、真ん中にランカスター家?(赤部分:ランカスター家が赤薔薇、白部分:ヨーク家が白薔薇を紋章としていた) 『途中でランカスター家に寝返り、その後またヨーク家に戻る。』から?
『30年にわたる薔薇戦争を勝ち抜き、王権を手にしたヨーク家のエドワード四世。だがその弟、グロスター公リチャードは密かに王位に就くことを画策。自分より優位な王位継承者を姦計によって次々と破滅へ追いやり、対立する貴族諸侯もことごとく処刑、腹心の貴族バッキンガム公を従え、ロンドン市民の賛同も得て、リチャード三世として即位する。
だが得意の絶頂も長くは続かず、造反した貴族たちが、ヘンリー五世の孫にあたりフランスに亡命していたリッチモンド伯ヘンリー・チューダーのもとに集結し、反旗を翻す。反乱軍を率いて上陸したリッチモンドと、王リチャードはイングランド中部レスターシャーのボズワースの平原において激しい戦闘を繰り広げ、一騎打ちの末リチャードは壮絶な最期を迎える。』 
 
鵜山仁さんの演出、島次郎さんの奥行きのある美術、服部基さんの美しい照明に感動。一幕ではあまり回らなかった盆が二幕で生きていた!09年のヘンリー六世を観ていたらもっと深く楽しめたのかな? と思いました。相関図が難しいから。
孤独なリチャード三世@岡健はやっぱり色気あったわーー。
でも、二幕は浦井くんのためにあるように思えたほど・・リッチモンド祭り。三日月だった大きな月が浦井くんの登場のとき燃えるような満月に!おお〜って言ってしまった(笑)カーテンコールの立ち姿も美しかったわー。
薔薇戦争終結させるラスト、センターに置かれた薔薇がきれいでした。
パペットたちも可愛かった♪ 一幕の最初のほうは眠くなってしまったけれどね。