ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

ウォーキング・スタッフ プロデュース『回転する夜』初日★★★★★ 

 ウォーキング・スタッフ プロデュースのリーディング公演。
脚本は蓬莱竜太さん(好きです!)、演出は『DEALER'S CHOICE』の演出がすごく面白かった和田憲明さん。そこに伊達暁さんと多根周作さんと内田慈さんの出演ときたら・・行くでしょう(笑)本当は『TOPDOG/UNDERDOG』のチケットを持っていたのですが、それは来週も行くのでチケットは譲り『回転する夜』に行ってきました。見逃したくないので・・『回転する夜』はモダンスイマーズにより2007年に上演された作品です。2007年まだモダンを知らなかったんですよねー。
 サイスタジオ コモネAスタジオは『どん底スナイパー』以来。素敵な場所です。
主演の早山ノボルを演じた遠藤雄弥くん。どこかで聞いた名前だなぁと思っていたら、劇場に入る直前にtweetで『「心の音(ココノネ)」の彼です』と教えてもらいました。フライヤーにD-BOYSって表記もなかった(あら、もう違うのね。卒業したらしい)ので名前を見たときには気づきませんでした。「心の音」もよかったけれど、今回もよかった。
遠藤雄弥くんというか早山ノボル、回る、回る・・めちゃめちゃ回転していました。みなさま回転しています。私もぐるぐる回りました。
『ひきこもりがちな毎日を送る青年は、過去のある夜の自分を悔やんでいた。熱に浮かされた夜、過去とそれにつながる現在の夜を繰り返し体験するうちに周りの人間の本当の思いや現実の自分を知り、見つめ直していく物語ーー。』出演:遠藤雄弥・伊達暁・内田慈・多根周作(ハイリンド)・原慎一夜ふかしの会)・逸見宣明(Dotoo!) / 酒向芳 http://www.show-go.net/walkingstaff/
現在のある夜と過去のある夜(ノボルの心象風景)が交錯しながら進む。とても蓬来さんらしい作品で、好みです!すごくおもしろかった。ギターの音色に気持ちが駆り立てられます。ト書き語り(酒向芳さん)もおもしろいリーディング公演でした。石川弁らしいのですが、石川弁を知らないので・・常滑出身の同僚が同じような話し方をします。衣装もちゃんと変わります。
『和田憲明さんのリーディングは「演る」んです。寧ろ「演る」のに「読む」から余計大変なんです。』『出演者全員が普通にガチのお芝居やってます。』と多根さんがブログに書いていらした・・その通りでした。見応えありましたーー。全員前を向いて話して(読んで)いるのに、向き合っての会話に見える。それなのに・・前売り2500円という安さ!すごいわぁ〜。
ラスト、自転車で出かけていくノボルが目に浮かびました。振り向いて見送るふたりに手を振ったノボル。前へ進みます。「みんなが居るところ」「みんなの居る世界」へ。
ああ、伊達暁さん、今日もかっこよかったなぁーー(*^o^*)  内田慈さんは笑顔が美しいねー。
 
 遠藤雄弥くんがとても良かったので、主演らしい『国家〜偽伝、桓武最澄とその時代〜』にも行こう。 http://alotf.com/stage/kokka/index.html