ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

イキウメ『獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)』2回目★★★★★ 

 
   「胸張りすぎじゃないか!」byラッパ屋   成志さんは、浜ちゃんを見て素で笑っていた気がします(笑) もしかしたら不死鳥ダンス?σ( ̄∇ ̄ )!
今日気づいたのですが・・望くんは山で隕石を拾ったあと、東京に行く前、部屋であのポーズをしていたのね!そしてラッパ屋は山で藤枝次郎に「ラッパを7つ届ける」仕事があると言っていたのね。 望くんの髪型はやや落ち着いていました。もっとベッカムだったのに・・ベッカムが引退宣言したからとか?あ、関係ないですね( ̄ー ̄)
 
今日はほぼセンターの席。やっぱり真ん中いいな〜と思ってしまう。初日を観たとき、こんなすごい映像をまさか見逃した?と思う映像が今日あった・・あれを見逃すはずないんだけれど・・だってその映像の前でラッパを吹く柱の大使を覚えているのだから・・。でも、その体に映った凄い映像の記憶がないのです。なんでぇーーーー(←自分に聞いています)。
 
   2008年。アマチュア天文家の二階堂は、小さな隕石を拾う。
   その隕石は見る者を夢中にさせ、思考を奪い、恐ろしいほどの幸福感をもたらした。
   それから一年後、あらゆる都市に巨大な柱が降り注いだ。
   柱は人々にあきれるほどの祝福を与え、静寂のうちに支配した。
   2096年。高知県。山間の町、風輪町。柱によって世界は大きく変わった__。
 
 
このSF作品、ひとによって捉え方が違うだろうなと思う。ラストにしてもそうだと思う。
最後に、「部長」*ではなく、部長と呼ばれる山田の曾孫で町史資料室・室長の山田が、「新しい街」に新しく生まれ育った若者たち(選ばれたもの)に言った「じゃあ、いってらっしゃい」が、とても切なく心に残ってます。このSF作品の結末としては希望を感じるものですが、それはこれからも何度も繰り返されるように思えて。←(選ばれたもの以外の地上にいる人たちを滅ぼすヨハネの黙示録的なそれが)←日常のそれはそこまで大きなものではないし、諦めず逆境に立ち向かい生きてゆく人間は強いということにぐっと来ましたが、でも、その切なさをずーーーーっと引きずっています。たくさん笑ったのに、なにかが寂しい。←(意味不明ですか?)
その最後の場面、舞台上に四人だけになるあたりの時空の繋ぎ目がちょっぴりわかりにくかった・・。2回目なのに(笑)「おめでとうと言うべきなのかな」と柱の大使(というか二階堂望)に言った部長。この二人の最後のやりとりが妙にひっかかっています。そのへんのところとか、観たひとと話がしたい(笑)
*部長は二階堂望の先輩、山田輝夫のあだ名です。高校時代に天文学部の部長だったから。
 
 あとで追記予定 ← 書きたいことはあるのです。でも、まとまらないーーー。
それ以前にいつもですが、観て来た方にしかわからない感想でごめんなさい。まとめてから書けばいいのですが、次々観るのですぐ書かないとって思っちゃうので。
 
明日はお休みですね。ゆっくりしてくださいねー。何か観るとしたら『あかいくらやみ』をおススメしたいわ。← あら、こちらも休演日でした。 みなさま、良い休息日に。
 
(追記)初日に買った台本のボーナスとして『瞬きさせない宇宙の幸福』(*)が載っていたことを思い出し(〜笑わない帝王しか読んでいなかったことも思い出し)読みました。ほぼ台詞も同じなのね。DVDで観た短編だったので、黙示録のこととかあんまり考えずに観ていたようです。
(*)今回の『獣の柱』は2008年の『瞬きさせない宇宙の幸福』をベースにした長篇です。