モダンスイマーズ新作『死ンデ、イル。』１回目★★★★★

ザ・スズナリにて、モダンスイマーズに新劇団員の女子が入ってはじめての公演。ぎゅーぎゅーで暑かった。
Wキャスト : A=こってり古山 / あっさり小椋　B=こってり小椋 / あっさり古山　今日は憲太郎さん出ずっぱりの「Aバージョン」でした。
　
モダンスイミング倶楽部もなくなり、HP完全リニューアルし、TwitterとかFacebookなど駆使する今時の劇団に生まれ変わり「芝居の中身こそ新しい挑戦をしていきたいと考えております。」と蓬莱竜太さんが書いていたように、ほんとに新しい、今までと違うモダンスイマーズに出会えました。
　　「私たちの町は突然住めない町になった」
福島原発から20キロ圏内、原発事故で放棄された浪江町に住んでいた17歳の少女は二本松市のユウコおばさんの家にひきとられた。おばさんは白い蛇を飼っている。ある日彼女は姿を消しました。彼女は何であったのか。それを追うジャーナリストがビデオをまわしながら姉夫婦、親戚のおばさん、先生、ボーイフレンドに取材するところからはじまりました。そして、私たち観客は取材したことを振り返る形で観ていきます。←うまく書けない。
とてもとても重い内容なんだけど、すごくポップな演出です。映像、文字が手書き風なのも新鮮。ちょっと驚いたよ。おもしろかったです。時間軸の変化はとても自然。高田聖子さんと宮ちゃん（宮崎敏行さん）がいい味出してた〜〜〜。
後半のある場面で、イキウメ『片鱗』で、安斎さんが和夫に言ったセリフを思い出しました。「責任」についてです。誰もがああなっちゃうかもしれないけれどね。
　来週「Bバージョン」観ます。それから書こうかな。