帰宅後、またうたた寝してた・・・。『冬眠する熊〜』から気持ちが切り替わるかなぁ〜と思っていたことは杞憂で、はじまって１秒でブラックホールに夢中になりました。
ギャラリー・LE DECOを広く外も（ベランダも？）使っているのに至近距離！近すぎて目のやり場に困るほど。７年ぶりのLE DECOだったとか？私は「魔法の公式」からなので足がぶつかるくらい近いのは初めてでした。
すごくおもしろかったです。とくお組版ミステリーは真相が描かれていないのが楽しい。真相どころか“孫の手”って・・“鏡の向こう側”って・・、外し方も間も、今回とくに気持ちいい。もしかしたらこちら側が向こう側なパラレルワールドだったというオチがあったりして？なんて思ったり。
『ブラックホール事件――。 突如、若い女性が連続して失踪し、残されるのはいつも致死量の血痕のみという怪事件が発生。警察は事実上の連続殺人事件として合同捜査本部を立ち上げ、総力を挙げて捜査に当たっていた。 そんなある日、非情にも第４の事件が発生してしまう中、ついに有力な容疑者として“池澤”という男のしっぽを掴んだ刑事たちは、重箱の隅をつくような理由をこじつけ、ついに池澤を別件逮捕する事に成功する。 池澤逮捕に沸く捜査本部は、今後の捜査を成功裏に終わらせるため、祝賀会 兼 決起集会を開催するも、ふぐにあたってほぼ全員が死亡。壊滅的打撃を受ける。 唯一生き残った若手刑事は、池澤の供述のひとつひとつを検証すべく、事件現場にて実況見分を行うことに。しかし本人の経験不足と池澤の掴み所のない言動にあっという間に暗礁に乗り上げてしまう。 そんなやり取りに業を煮やした刑事たちは、 既に死んでいるにも関わらず、一斉に捜査を再開するのであった――。』http://www.tokuo-gumi.com/sweet.html
未練いっぱい残ると思いますが、ふぐにあたったみなさまが成仏できますように。
被疑者池澤の篠崎友さんがちょっと太って白いシャツが似合ってステキ！と思ったら、役のために３キロ増やしたみたい。それでも細いけれど、“とても好青年で犯人じゃないタイプ”の篠崎さん。あ、以前が犯人タイプだったというわけではないです。歌声も意外とかわいらしく、今まで観たことない篠崎さんを楽しめたかも。「ロード」という曲が１３番まであるのをはじめてしりました。
有栖川検事＠柴田洋佑さんのおもしろテンションは「速攻元気」効果なのね。と思ったら、どうやら「あのダメさは普段の柴田と変わらない」らしい。やたら可愛かった。
もはや客演とは思えないほど常連の本折さんの超エリート刑事っぷりも新鮮だったし、最初キメて登場した林雄大さんが先輩刑事たちに振り回されたり（死んでいるんだけど）
アフタートーク、おもしろかったーーーーーー。
北川仁さんも絶賛。http://tgumi.com/wordpress/?p=17990
