ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

朝日夕刊に 

 『スーパー歌舞伎II 空ヲ刻ム者』の劇評(西本ゆかさん)
『真の仏を求める十和は「空」に行き着く。虚無ではない、万物の礎であるが故に「色」を持たぬ、本質の空だ。十和が叫ぶ「仏は拝む者の鏡」の仏を芸に変えれば、求道する姿が猿之助に重なる」「1幕目は説明に偏り冗長にも感じるが、終幕の息もつかせぬスペクタルで帳尻を合わせ、長い旅路を共にしたようなカタルシスに観客を誘う現代劇から参加した佐々木蔵之介浅野和之福士誠治の、型にとらわれぬ自然な演技は狙い通りだろう。脇を固めた市川右近ら、澤瀉屋の手練れが醸す濃厚な芸とのコントラストが、「傾く(かぶく)」歌舞伎の精神を際立たせた」 
 お隣りは『荒野のリア』劇評(扇田昭彦さん)「凄みのあるカリスマ性と大きな愚かさ、そして愛嬌が同居する演技によって、奔放でスケールの大きいリアを造形する麿が魅力的だ。野の花を頭に飾った狂気のリアが女ものの和服を羽織り、甘美な「ムーン・リバー」の歌に合わせて無心に踊る姿は特に胸に迫る。気鋭の玉置らも気迫のこもった演技を見せる」
 『幽霊』演出の森新太郎さんインタビュー(西本ゆかさん)『負の遺産を背負い絶望する息子に、親は偽りの物語を語り続け、破局を先延ばしにする。「追い詰められた状況が原発事故後の今に重なり、イメージが結んだ。背後にでかい社会の構図が浮かび、個人の可能性と無力感とが混在する。そんな作品にひかれる」』『視覚的にも登場人物を閉じ込めたが、小難しくはしない。その手段こそ、森演出の核となる「笑い」だ』
 三谷幸喜のありふれた生活#694は、『酒と涙とジキルとハイド』のお話。優香がいいらしい。「なにより、劇中でどんなにひどい目に遭っても、まったくかわいそうに見えないのが、素敵だ。」三谷さんの理想のコメディエンヌらしい。
そうか・・ちょっと観たくなったなぁ。
 『ロンサム・ウエスト』出演の堤真一さんインタビュー(市川安紀さん)と朝日新聞先行受付。
いつも罵り合っているメチャメチャな兄弟の話です。2人だけの狭い世界でしか生きられず、お互いの依存度がものすごく高い。彼らを更生させようとする神父も絡んで悲惨な事態になっていくんですが、個人的にはそれほど悲劇性を感じないですね。むしろ戯曲を読んで笑ってしまった」
2年前の『TOPDOG/UNDERDOG』の時はダメ弟役だったけれど、今回はすぐキレる兄役。瑛太が弟なのね。←もう2年前ということにびっくりした(笑)
「今回のこの物語にも母親の話は一切出てこないんです。元からいないのか、途中でいなくなったのか。母親という家の中心をなくしてしまった兄弟の話とも言えます」
「解釈の問題ではなく、どれだけ幅広い想像力を持つことができるか、だと思うんです」「いかに想像力を働かせても一人の人間を一言では語れないし、最終的には『わからない』という結論にしかたどり着けない。自分のことすらよくわかりませんから。でも、想像力と愛情を持って役に接すると、見えてくるものはあると思う」
 
「このダークな物語の中で、一筋の希望を感じさせる存在の少女に木下あかりさん」「物語の要を握る飲んだくれの聖職者:ウェルシュ神父は北村有起哉さん」http://www.siscompany.com/west/
 
 
★私信★ そんなわけで、iPhoneにメールをいただいてもお返事できないと思います。明日の約束は大丈夫です。朝TwitterにてDMします。現地でね。