ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

今日の朝日夕刊 

 「青い種子は太陽のなかにある」インタビュー記事(増田愛子さん)。『物語の中の人物として歌を歌うのは、ほとんど「初体験」という。「踊りも歌も無意識に『自分っぽさ』を追いかけてやってきたから、癖がある。それを一回取っ払う作業は難しい」と話す。』『父親役の六平は「稽古場でいつも側にいてアドバイスをしてくれたり、演劇論を話してくれたりする。ありがたい」。一緒に唐十郎の「二都物語」も見に行ったという。』と亀梨くん。
『今回は舞台美術に、幻想怪奇な作風で知られる15世紀の画家ヒエロニムス・ボスなどのイメージを用いる。「荒涼たる東京の焼け野原や、世界の絶望的感覚を渡したいと思った。病んだ世界のにおいを、あの絵の中なら再現できる」』『音楽の松任谷正隆とは初仕事。「『翳りゆく部屋』(76年)を聞いた時に、ついに新しい世代が来たと思った。一緒に仕事をして、取れるものがあるかなと」』『「もう終わりだな、とは言われたくないから。きらきら輝くような舞台を作りたいね」』と蜷川さん。
以下の2本は土日に観るもの。読んでから観るか、観てから読むか・・。徳永さんの劇評を読んで観ることを決めたものも今まであるので、読んじゃおう。
 『わかったさんのクッキー』劇評(徳永京子さん)『原作は寺村輝夫・作、永井郁子・絵の人気児童書。両親が営むクリーニング店を手伝う、通称・わかったさんが、不思議な鍵を手に入れて、おいしいお菓子のレシピを覚えていくシリーズで、全10作が発行されるほど人気が高い。』『もちろん対象には大人も含まれる。わかったさんを演じるのは椎橋綾那だが、常にもうひとり、物語の主軸を語る人物が現れ、この話を“私たち”の物語にする。現代人が内面に抱える無意識のひずみを舞台上に出現させ、観客が我がことのように感じる作品をつくり続けてきた岡田らしい児童劇である。』
 ミナモザ『彼らの敵』劇評(佐々木敦さん)『坂本役の西尾が素晴らしい。切り替えの速いエモーショナルな演技に思わず引き込まれる。彼以外の役者は全員が一人何役も演じる。紅一点の菊池佳南もすこぶる印象的である。』『実は今回は再演である。初演は2年前、私は初演も観た。この物語は劇団のスチール写真を手掛けるカメラマン服部貴康氏の実体験を元にしている。1991年のことである。当時かなり騒がれたので記憶している方も多いだろう。だが明らかに今回の再演の方が更に痛ましく感じた。それはもちろん、この間にISによる日本人拘束事件が起こったからである。』