ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

AmayAdori Studio Performance“雨天決行”season.3『ヘッダ・ガーブレル』★★★ 

午後半休で、スタジオ空洞へ。池袋駅でしばらく迷子になりましたが、西口出てからは、親切な写真入りマップのおかげですんなりとスタジオ空洞に着くことが出来ました。遠いけれど、よい空間でした(天井は低いけれど)。
 劇場に入ると懐かしいフリルの、あの・・霧雨のようなカーテン!

作:ヘンリック・イプセン、翻訳:アンネ・ランデ・ペータス、長島確 演出:広田淳一 http://amayadori.sub.jp/archives/3622
 
サンダーバードプリンプリン物語か、人形劇のような、クレイアニメの・・私の好きなイジー・バルタのトーンをイメージさせる演出が面白かった。新しいタイプの演出だったので、その動きに演じるみなさんの力が入っているのがわかったので、その力がうまく抜けたら(お稽古期間があまりなかっただろうし)もっと面白くなりそうだな、と思いました。(2000円というチケット代からして“雨天決行”では実験的な企画をしてみるということなのかな?←前2作は観ていませんが)
動きがそうだから感情がわかりにくかったけれど、主役の榊 菜津美ちゃんがとても良かった。今まで嫌な女代表のように思っていたヘッダですが、菜津美ちゃんのヘッダ・テスマンは悪女というよりわがままなお嬢さまという感じ。それがいいか悪いかはわからないけれど、菜津美ちゃんは表情が豊かで見ていて楽しかった。ダンナさんヨルゲン・テスマン役の渡邉圭介くんも楽しかった。糸山いなご和則くんはアイレルト・レーヴボルグ役、出ている時間が短いのでエルヴステード夫人との関係が少し薄め。全体的に若いので先入観を外さないとなりませんが、いちばん役にぴったりだと思ったのはエルヴステード夫人の小角まやちゃん。彼女の声と声のトーンが好きだな。
 次回のアマヤドリは9月12日〜吉祥寺シアターで『非常の階段』(仮)
 カムヰヤッセン第11回公演『未開の議場』にアマヤドリの小角まやさん。