日経に柄本明さん『「演じない」境地目指す』(内田洋一さん)
朝日夕刊の劇評はハイバイ『おとこたち』(祐成秀樹さん)『悲喜こもごもの展開から、岩井の異才が感じられた。身近な出来事からくすぐったいようなドラマをすくい取る感性と、さりげない出来事から伏線を敷き、意表をつく形で回収する発想だ。構成力もある』『そして、人間を見つめる視線が温かい。人生の真実を切り取った瞬間に触れ続けるうちに、今、仲間とふざけあえる時間のかけがえのなさ、障害を共に歩める友の大切さなどを痛感させられた』
宮田慶子演出「永遠の一瞬」、下は「てがみ座」主宰の長田育江さんの新作は文学座アトリエの「終の楽園」で、演出は鵜山仁さん。「カラマーゾフの兄弟」をベースにした現代劇とのこと。