時間まで珈琲。
文学座アトリエへ。今日２本目のリア王。濃い日々だよぉ。
「文学座アトリエ『リア王』観劇。素晴らしかった。演劇界の重鎮であるおじさまたちや中堅どころの演技を堪能。何より江守徹さんのあのリアを観られて本当に幸せな夜。様々な紙を使い、空間と壁や奈落も生かした美術、衣装もとてもよかった。私は浅野エドガーに泣かされました(T ^ T)」と帰りの電車にてtweet。
島 次郎さんの美術・・あの嵐の空にかかった雨雲！ エドガー浅野雅博さんの登場とあの雨雲から心躍るくらい楽しくなっちゃったわけです。
そして何よりリア王が・・。私が知っている、大きな江守さんの威圧感・壮快さがなく正直びっくりしましたが、よけいに悲哀に満ちていた王様。『「老い」による精神と肉体の崩壊』。花の冠をのせ、汚れた下着姿で現れたリア王に涙しない人がいるのかしらと思ったくらい・・。
浅野さんはじめ俳優さんたちの素晴らしさを堪能。金内喜久夫さんが道化だなんて〜（いままでもっと若い道化を見てきたので）三姉妹の次女リーガン役の浅海彩子さんは今までそんなに目立つ役がなかったらしいですが、今回すごかったな〜見てて楽しかった。三女コーディリアの岡崎加奈ちゃんははまだ文学座の研究生？（違う？）すごい抜擢です。
（江守さん、2007年に脳梗塞で倒れ、リハビリ後の作品だったらしい。私、知りませんでしたが、ああ・・と（ろれつがもどかしかったこと）納得してしまいました。それでも、あのセリフを覚えるなんて凄い！！！）
作：ウィリアム・シェイクスピア 訳：小田島雄志 演出：鵜山 仁 美術／島 次郎 照明／賀澤礼子 音響効果／望月 勲 衣裳／前田文子 http://www.bungakuza.com/kinglear/index.html
Ａ列（最前列）やや上手。奈落への扉の前だったので浅野さんの出入りする場面でお得感（笑）でも客席（上手だけ？前だけ？）が寒かったーーーー後半コート着てましたもんーーー。そうそう予約したチケットを受付で受け取ったとき、私の上が中嶋しゅうさんでした。この前のアトリエでも中嶋しゅうさん夫妻と同じだったのです〜。今日もしゅうさんステキでした。
友だちが成河くんが載っているフリーペーパー「ポコチェ」を持ってきてくれました。私が誰を好きか覚えていてくれて嬉しい。
★江守徹さんインタビュー（2014年5月） http://www.kyotoliving.co.jp/article/140524/interview.html
