ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

シアター風姿花伝『薛 珠麗の俳優のためのワークショップ・見学』 


テネシー・ウィリアムズの短編戯 曲をテキストとした、俳優のためのシーンスタディ・ワークショップ」の稽古場公開があると、昨夜(というか今日の深夜1時すぎ)、俳優の渡邊りょうくんのtweetで知り、友人のさちさんと盛り上がり、行くことを決めたのが3時でした(笑)
https://twitter.com/_shurei_/status/594888218039877632
薛 珠麗さんブログ http://shurei-s.jugem.jp/?eid=352
薛 珠麗さん、今はミュージカルが多いのかな?ストレートプレー戯曲翻訳や演出を多くされており、成河くんも出演した『エンジェルス・イン・アメリカ』、私は長塚圭史演出『ハーパー・リーガン』の翻訳、デヴィッド・ルヴォー演出『ヴェニスの商人』、グレゴリー・ドーラン『昔の日々』の演出家アシスタント&通訳、など観ていました。あ、映画ロバート・アラン・アッカーマンの『ラーメンガール』もね。←懐かしい。
 
通し:13時〜18時30分で見学。おもしろかったです。稽古場見学は谷さんのところ以来。さちさんはニーナの何回か見ているとのことでした。

最初はウォーミングアップ。エクササイズと呼ばれていた「身分当てゲーム」と「ピンポンパン」←これがまた凄い。
続いて、男女ペアで前半4組、後半4組がテネシー・ウィリアムズ(Tennessee Williams)の戯曲「27 Wagons Full of Cotton」の二場をシーンごとに発表。邦題「荷車27台分の綿花」だったかな?各ペア、薛 珠麗さんの「実験」という形の演出指示により、戯曲のト書きから飛び出し、各自いろんなアプローチでシーンを作っていく、という内容でした。 8組のシーンを観て、やっぱり那須佐代子さんが抜群に素晴らしく、那須さんと二階堂さんペアを通して観たいような気になりました。裕朗さんのシルバーも素晴らしい(役にぴったり)ので、那須さんのフローラと組むのを観てみたいと思いました。(二階堂 智さんはハリウッド俳優さん。アレハンドロ・イニャリトゥ監督の『バベル』で菊地凛子さんとからむ刑事役の方でした。那須さんにそう紹介され、一瞬のうちに映像が思い浮かびました!デビューは『ラストサムライ』でした。)
  
感想として、シアター風姿花伝の支配人で女優で参加者でもある那須さんたちへのtweetを載せておきます。
「シアター風姿花伝の『俳優のためのシーンスタディ・ワークショップ』の公開稽古を見学。普段見られない稽古場の柔軟な発想力に圧倒され、5時間半があっという間でした。演出の薛珠麗さんの引き出しの多さ、それに瞬時に応えて役を作っていく俳優さんたち。見応えありました。」
 
渡邊りょうくんへ「@tenpariQ お疲れさま。今回のようなワークショップに参加出来るって素晴らしいことだったのでしょうね。おめでとうって言いたいくらい!帰りがけにも言いましたが、公開稽古を見学出来たのはりょうくんのおかげです。すごく楽しかったし、私にとっても勉強になりました。どうもありがとう!」「あ。友だちが、りょうくんのことカッコイイって言ってました。」
りょうくんから「こちらこそありがとうございます!得たものを早く次にいかしたくてウズウズしていますよ。これからもあのような大人な舞台にもっともっと関われるよう頑張ります(^-^)」
 
井上裕朗さんへ「@hirooinoue ワークショップお疲れさまでした。裕朗さんもいて嬉しかったです。お会いしたときも言いましたが、今回のテネシー・ウィリアムズの戯曲、「放火された工場主・裕朗さんで最後まで観たいね」と友人と言い合ったくらい、あの短時間で演技に引き込まれました。鞭も似合う!」
裕朗さんから「いつもありがとうございます!僕も台本読んで「あ、俺の役だ!」と思いました笑 観て頂けて嬉しかったです。今度はまた舞台で!」
 
那須佐代子さんへ「@sayokonasu 今日は本当に楽しかったです。最後に友人と一緒にお話しさせていただいたものです。那須さんの演技にゾクゾクしました。素晴らしい機会を与えてくださったことに感謝します。実は椅子の下に水筒を忘れました。連休中に取りに伺いたいので明日劇場に電話させていただきます。」
那須さんから「本日は長時間ありがとうございました!お楽しみいただけたようで本当によかったです。水筒ありました。お預かりしておきます。」
  
薛 珠麗さんへ「@_shurei_ 今日稽古場見学に参加させていただきました。とても素晴らしい時間をありがとうございました。今日見せていただいたことで、さらに演劇が好きになりました。全ての舞台で、ではないと思いますが、ああやって可能性を広げながら創り上げていく舞台を観られる私たちは幸せです。」
  
テネシー・ウィリアムズの『27 Wagons Full of Cotton』を映画化したのが『ベビイ・ドール』(Baby Doll)
ワークショップだから「実験」として、いろんなタイプが演じられたけれど、戯曲の設定はおさな妻なのかな?」http://www.audio-visual-trivia.com/2009/05/baby_doll.html
 
(追記)那須佐代子さんのtweet風姿花伝主催の俳優のためのワークショップ前半チーム終了。劇場主催のワークショップは初で、かなり神経を使った。最終日の公開稽古を終えて参加者の顔つきが皆楽しげで、ホッとした。何かが見つかったかより、見つけたいと思えたこと、見つけるものだと知ったことがその意味なのかも。」
(追記)友人のさちさんが「改めて、演劇の解釈は無限であり、人と人との人間関係をどう表すかによって、どうにでもなることを再確認❗️音楽も一緒❗️自由なんだよねー❗️」とtweet。全く同感!
 12月公演『悲しみを聴く石』源作:アティーク・ラヒーミー、演出:上村総史、翻訳:岩切正一郎 出演:那須佐代子・清水優・中田顕史郎