ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

はてなダイアリーから引っ越してきました。浦和レッズが大好き!! 音楽と映画とライブとお芝居が好き。ラーメンズが大好き。

今日の朝日夕刊に 

『地獄のオルフェウス』の劇評(大笹吉雄さん)「大竹・三浦、光る相性の良さ 『大竹しのぶがまた持ち役を増やした。テネシー・ウィリアムズ作「地獄のオルフェウス」(広田敦郎翻訳、フィリップ・ブリーン演出)のレイディ。「欲望という名の電車」のように多くはないが、わが国でもこれまでに数回日の目を見ている。しかし、今度のような成功例はない。その主な要因がフィリップの演出と大竹の好演、ヴァルを演じた三浦春馬と大竹の舞台的な相性が良いことだ。』『作者自身の解説によれば「野性の精神を具えた若い男が(アメリカ・評者注)南部の因習社会に足を踏み入れ、ニワトリ小屋に侵入したキツネよろしく騒動を引き起こす」物語である。』『30歳になった流れ者のミュージシャンたるヴァルは、蛇革のジャケットを着ている。はじめて登場した時の三浦は、この役柄とは落差がある。が、ドラマの流れの中で違和感が薄らぎ、大竹との絡みのうちに、ヴァルという人間を納得させる。』
夜想曲集』の劇評(山本健一さん)「音が導くイシグロの悲喜劇」『才能、愛、回想。英国在住の作家カズオ・イシグロの短編集「夜想曲集」を、長田育恵が脚本にし、小川絵梨子が演出した同名の舞台には、作家のキーワードが通奏低音のように響く。イシグロの文体に共鳴する端正さと、静かな悲しみがある。』『主題は才能の成就しがたさをめぐる悲喜劇。台詞劇だが、演奏で音楽を考えるメタ音楽劇の要素もある。「音楽は元からこの世界にある。人は、耳には聞こえないその音を顕わにするだけ。音楽とは秘められたものが顕わになる時の響き」。こんな美しい台詞に、聴き入ってしまう。』『夫婦の破局や未練、求婚者に対する微妙な違和感など、愛の成就しがたさも主題に寄り添い反復される。愛の題材が甘い通俗から逃れているのは、回想や挫折に伴う悲傷があるからだろう。東出の真摯で謙虚な演技が舞台を透明にする。』
「人生の贈りもの」白石加代子さんの「わたしの半生」が毎日連載中ですが、今日は蜷川さんのことが書かれていました。1973年のシェイクスピアの「夏の夜の夢」が、蜷川さんとの最初の作品で、白石さんが演じたのは妖精の女王で、当時はお金がないから手作りの芝居で、白石さんの花冠は蜷川さんが作ったんだって。http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150521002757.html