寺山さんから山田さんに宛てた55年11月28日付のはがき
寺山修司と山田太一の若いときの往復書簡。山田太一編『寺山修司からの手紙』、11日刊行。
55通を書籍化だって。http://www.asahi.com/articles/DA3S11958607.html
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0240480/
今日の朝日夕刊の「三谷幸喜のありふれた生活#768」は『山本耕史の結婚を祝って』でした。
「山本&堀北といえば、六年前のドラマ「わが家の歴史」の、女性編集者と売れない小説家コンビ。二人は劇中で結婚する。実際に出会ったのは、その前に共演したドラマだったらしいが、僕は自分こそが二人のキューピッドだと思っている。山本耕史に至っては、彼の盟友香取慎吾と結びつけたのも僕なので、その人生にかなり貢献していると思う。」「以前にも書いたが、彼は、楽器演奏も手品もけん玉も得意。手先は器用だが、生き方は不器用な男だ。思ったことをすぐ口にするので、喧嘩もよくする。顔は淡泊だが、中身は熱いのだ。」
(六年間振られ続けたのに諦めなかったとか、四十通に及ぶラブレターを送り続けたとか、プロポーズの言葉が「もう結婚しましょう」だったとか)
「ではなぜ、あえてそんな話をしたのか。ひょっとしたら、彼は堀北さんを守りたかったのではないか。彼女は今時珍しい清純派女優。共演者キラーと異名を取る名うてのプレーボーイと結婚したとなれば、イメージに傷がつきかねない。それを避けるため、山本耕史はヒール(悪役)の道を選んだとは考えられないか。「ストーカーもどきの猛烈アタックに、堀北真希も遂に折れて、しぶしぶ結婚」という流れを作ることで、彼は堀北さんのイメージを守った。山本耕史はそういう男なのである。男気があって優しい奴なのだ。だから世間が「大丈夫か、堀北真希。あんな男に付きまとわれて可哀想に」と思えば思うほど、彼の思う壺というわけだ。考えすぎ? 今度会ったら聞いておきます。」