ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

今日の夕刊 

 On7「その頬、熱線に焼かれ」の劇評(徳永京子さん)『静かに紡ぐ過酷な運命』『原爆乙女のテーマを長く温めていたという古川は、渡米までの経緯などは大胆にカットし、仲間のひとりが手術中に亡くなった夜に焦点を絞った。それによって女性達の心の揺れが露わになる。彼女達を生きづらくしていたのは、同郷の人の差別であり、前に進もうとする足を引っ張るのは、日本のマスコミを通じて伝わる心ない中傷や、選ばれなかった被爆者への思いであることが明確になった。』『被害者同士の間で、さまざまな優劣の関係をつくり出してしまうことが、戦争の大罪であり、その鎖は当事者が断ち切らねばならない。図らずも複雑で過酷な運命に置かれた女性達を、丁寧なキャッチボールをつなぐような会話で形にした俳優がいい。』
 
 『役者の独白、多様さ魅力 中嶋朋子出演「語る室」』『 役作りは「楽器をチューニングするような作業。作品の流れやリズムを感じ取り、自身に投影させていくのです」という中嶋。前川作品の魅力を「日常の隣に異質なものが転がっているところ」とみる。』語る室」は、独白が多いのも特徴。客に向けて語るモノローグなのだ。ト書きっぽく語ったり、ささやいたり、演説するように大声で言ったりなど、前川は「役者や場面によって様々な独白があるのが見どころ」と話す。』(山根由起子さん)
 三谷幸喜のありふれた生活#769「演劇的」映画ってなに?『〜〜 普段あまり演劇を観ていない人ほど、「この映画は演劇的だ」と言うような気がする。』『そもそも、「ギャラクシー街道」は絶対に舞台でやっても面白くならない。映画も演劇も作っている僕が言うのだから間違いない。「広大な宇宙の中の閉鎖された空間」で起こる物語というのが、この作品の狙いだ。もともと閉鎖された空間である演劇に、この設定は向いていない。閉鎖された空間の中の閉鎖された空間だと、逆に閉鎖感が出しにくいのだ。「スター・ウォーズ」は知恵を絞れば、演劇でも面白いものが作れるかもしれないが、狭い宇宙船内で繰り広げられる「エイリアン」を舞台にして、映画版より面白くする自信は、僕にはない。』