1981年生まれのアルチュール・アラリ監督による長編デビュー作。フィルム・ノワール『汚れたダイヤモンド』https://courrier.jp/news/archives/96755/
「近年まれに見るオリジナリティの高さで興奮させられっぱなしの本作が、世界的な映画祭で一度も上映されなかったなんて、まともな判断だとはとても思えない。新たな映画作家の誕生といって間違いない」「ル・モンド」の評
「主人公のピエールを「現代のハムレット」と評するメディアも少なくない。演じたのは、カナダの若き天才グザヴィエ・ドランの初期の作品『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』で強い印象を残したニールス・シュネデール。天使がそのまま大人になったような、どこか中性的な魅力を放つ現代的な役者だと思っていたら、本作では一転、暗い影を背負う男として物語を引っ張る。「ル・モンド」は、「(『美女と野獣』などで知られる)ジャン・マレーのよう」と書く。」
9月16日より、ユーロスペースほかにて公開