終わってしまうと思うと寂しくてたまらない。 ということで、また吉祥寺へ。
6/17 ソワレ
『機械と音楽』昼公演の熱が下がる間もなくの夜公演だったからか、冒頭の革命シーンからノンストップの熱い舞台の、その熱がさらに加速されていく。
終盤のギンスブルグとイヴァンのあの愛情たっぷりのシーンからたたみかけてくる大きなウェーブに巻き込まれて観ている私も体が熱くなってしまい震えた。
今回観た中でいちばん好きな回。テレビカメラが入っていて嬉しい。
『機械と音楽』田島亮くんの演じるイヴァン・レオニドフは本当に美しい。真っ直ぐ誠実に生きた。その孤独。自分からバスを降りられない。彼の考える幸福(集合住宅)だって決して間違ったことではなかったと思う。 差し伸べられる手を振り払ったのはエレーナではなくイヴァン。
「悔しいなあーー」
「イヴァン・レオニドフ(Ivan Leonidov/1902-1959)の「レーニン研究所」(Lenin Institut)(1927年)は、ほとんどが読み書きのできなかった国民を教育して新生国家の人づくりをすることと、人類の全知識を集めたソ連総合知識センターにすることを目的としていました。図書館、天文台を備えた当時の最新科学技術の粋を尽くした設計でした。」
「モスクワを想像して―建築、プロパガンダ、革命」展の記事 (2017.5.8 文・写真 : 羽生のり子さん)『機械と音楽』劇中の電話魔のスターリンが目に浮かぶ。
あのレーニン像が・・