13時から3本+谷さんと長塚圭史さんのアフタートーク21:30までたっぷり福島。もっと疲れるかと思ったけれど、良い演劇に浸っていたからか気持ちが上がったまま帰宅。
長塚さんも言ってらしたけれど、この福島三部作は谷さん以外の演出でもいいから公演を重ねていってほしいと思う。
報道に問いかけるためにも是非テレビで放送してほしいと思う。流した涙も乾いてしまい、当事者じゃないと忘れてしまうものだから、記憶を風化させないためにも。
昨年一部、この前三部、今日一部から通したわけだけど、三作違う手法だったので楽しめた。とてもいい一日でした。
一部・久しぶりに可愛い真くん(裕朗さん。腱鞘炎お大事に🙏)やお母さん(百花ちゃん)たちに会えて嬉しかった〜。
一・二部ともその道を選ぶ選択肢などなかった人がいつか標的になる怖さ。誰かのせいにせずにいられなくなるのが悲しいのはやっぱり第三者だからかもしれないけれど。
二部・古河くんの悪魔っぷりが最高だったから町長が追い込まれていくのが見てられないくらい(見てたけれど)苦しくて「もうやめてー」となる。冒頭でかかった清志郎の後半での使い方も好き(古河くんがカッコイイ。悪魔だけど👿)
死んでしまった愛犬モモの言葉が三部に繋がっていた。
三部・最初の場面で当時の映像がフラッシュバックして軽い動悸が。
谷さんが掬い取った言葉たち。お芝居の中で語られた言葉の何万倍もの語られない言葉がまだあの場所にあるのだろう。
ラストに聞こえたのはモモの声だったんだね。安らかに眠ってほしい。
『従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインがブルシーロフ攻勢の夜 〜 という語り得ずただ示されるのみの事実にまつわる物語』(はじめて谷さんの演出を観た記念の作品)
谷さんからサインいただきました!ここからが一番好きなシーン ↓
大好きなひとたちと。りょうくん、古河くん、ひろおさん。古河くんの奥様ともお話しできました〜。素敵な方でした。