戯曲「未練の幽霊と怪物 挫波 / 敦賀」で戯曲・シナリオ賞を受賞した 岡田利規さんが出席された第72回読売文学賞の贈賞式。
【会見レポート】始まりは“むちゃぶり”、読売文学賞受賞に岡田利規「何よりの励ましであり喜び」 https://natalie.mu/stage/news/416452
「未練の幽霊と怪物 挫波 / 敦賀」は、岡田が能をモチーフに創作した、ドイツの劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリー作品「NO THEATER」の“進化版”。建築家ザハ・ハディドをシテにした「挫波」、高速増殖炉もんじゅを巡る「敦賀」の2作品が、霊的な存在が思いを語る“夢幻能”の構造を用いて描かれている。」
6月!
チェルフィッチュのTweet「2020年6月に上演中止となった岡田利規演出『 未練の幽霊と怪物 ―「挫波」「敦賀」―』が、2021年6月KAAT神奈川芸術劇場にて上演決定!オンライン上演『「未練の幽霊と怪物」の上演の幽霊』を試み、戯曲は第72回読売文学賞 戯曲・シナリオ賞を受賞した本作、続報をお楽しみに。」https://twitter.com/chelfitsch/status/1359094644563320833?s=21
音楽劇になるのかな?
岡田利規『未練の幽霊と怪物』の上演の幽霊 - ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2 https://magnoliarida.hatenablog.com/entry/20200610/1591769786
未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀 - 白水社 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b515824.html
「東京オリンピック2020招致のため、2012年に新国立競技場の設計者としてコンペで選ばれた天才建築家ザハ・ハディド。その圧倒的な造形のビジョンを白紙撤回され、その後ほどなく没した彼女をシテとして描く「挫波」。夢のエネルギー計画のため、1985年の着工以来一兆円を超す巨額の資金が投じられたものの、一度も正式稼動することなく、廃炉の道をたどる高速増殖炉もんじゅについて謡う「敦賀」。
表題作二曲のほか、夢幻能と間狂言に今日的なキャラクター(六本木駅に現れる金融トレーダーの幽霊、都庁前駅に現れるフェミニズムの幽霊、『ハムレット』のせりふを覚える舞台女優)を登場させ、資本主義に飲み込まれている現代日本の姿を描いた「NŌ THEATER」とともに、演劇論(「幽霊はアレルギー症状を引き起こさない」、「能は世界を刷新する」)を併録する。」
2,400円なのです。皆さま図書館で予約しましょう。