ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

首切り王子と愚かな女 登場人物

蓬莱さんがご自身のTwitterで『首切り王子と愚かな女』の登場人物を紹介しています。

執筆のため絵を描いていた。まずは井上芳雄くん演じる首切り王子、トル。生まれ方が不思議。そのため彼は「呪われた子」として不遇な人生を歩む。癇癪持ちで子供みたいな大人。歌を唄いますよ。性格と歌声のギャップがいい。 いつもとは少し違う芳雄王子。

登場人物紹介② 伊藤沙莉ちゃん演じるヴィリ。 最果ての崖で王子と出会い、半ば強引に召使いにさせられ、城に連行される。野心渦巻く人間達の中、のし上がっていくヴィリ。沙莉ちゃん演じるたくましさと可愛らしさよ。ヴィリはかなりの現代っ子。王子との掛け合いが見所。

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登場人物紹介③ 高橋努くん演じる、役名もなんとツトム笑!! ファンタジーの世界に努くんがいたらオモロイと思い、そのまま登場。首狩り隊の兵士長そして執行人だが、心根は優しく、自分では向いてないと思っている。あるヒトへの秘めたる切ない恋心。その結末はいかに!

登場人物紹介④ 入山法子ちゃん演じるナリコ。 王になる子を産むことを宿命づけられている女。 何とか王子の寵愛を受けようと必死。ヴィリの出現に立場を脅かされ、露骨にライバル心を剥き出しにする。ご本人の容姿からは想像つかない腹黒い声が出てくるからワクワクしやす!

登場人物紹介⑤ 太田緑ロランス演じるリーガン。 ヴィリの姉。家族を捨て家出して騎士になったリーガン。今では出世して民の人気者。クール。鋼の女。妹との再会も彼女の態度は冷たい。国を変えようとして運命の歯車が狂い出す。それにしてもロランスの立姿は画になる。必見

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登場人物紹介⑥ 石田佳央くん演じる大臣ドーヤネン。 国の舵取りに悩みながら、仕事に邁進する男。堅物な男と思いきや、カードゲームをしたり、酒を飲んだり、実は人間くさいギャップが魅力。好きなキャラです。現代の政治家に通ずるのかな。普段の石田くんもドーヤネン笑!

登場人物紹介⑦ 和田琢磨くん演じる兵士ロキ。 ロキはいい奴。素直で正直でみんなの癒しになる存在。しかし彼の悩みはビックリ、それ国を揺るがすやつやぞ!こういうイノセントな役を嫌味なくやるのは案外難しい。それをやってのける和田くん。また、いい役者と出会えた。

登場人物紹介⑧ そして最後は若村麻由美さん演じる、永久女王デン。 とても面白い役で、冷酷な女王であり、優しい母親であり、突然ヒステリックなオバチャンになったりと、目まぐるしく色んな顔になる。掴めない魅力。若村さん1人で色んな人間を見れる。これは贅沢、お得!!

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【STORY】
雪深い暗い王国ルーブ。
英雄であり人格者であった先王バルが早くに没して20年。女王デンは「永久女王」としてルーブを統治していたが、溺愛していた第一王子ナルが病に倒れてからは国のことを見なくなり、魔法使いを城に招き入れ、閉じこもるようになった。ルーブ国は統治者を失った国になっていた。国は呪われ、民は貧しさに疲弊し、反乱の気運が高まっていく。
そこで城に呼ばれたのが第二王子トルであった。トルは幼い頃から「呪われた子」とされ城から遠ざけられていたが、反乱分子を鎮圧するために再び城に戻される。使命に燃えたトルは、反乱分子の首を次々に落とし「首切り王子」として恐れられるようになる。
リンデンの谷に住む娘、ヴィリは死ぬことにした。これ以上、生きる理由が見当たらなかったからだ。最果ての崖にたどり着いたヴィリが目にしたものは白い空と黒い海と首切りの処刑であった。
首切り王子トルは死を恐れないヴィリに興味を持ち、召使いとして自分に仕えるように命令する。
城に連れられていくヴィリが耳にしたのは王子の歌であった。美しくも悲しい歌。ヴィリはトルに深く暗い孤独を見る。
こうしてヴィリは召使いとして首切り王子に仕える日々を送り始める。
そこに見たのは野心や愛憎、陰謀が渦巻く人間たちの姿であった。