シアター風姿花伝にて『夜は昼の母 』観劇。C列通路側(前回端っこで見切れたので今日視界良好でよかった〜(T ^ T))
2月4日ぶりでしたが3倍くらいおもしろくなっていた。凄い家族バトルロワイヤル!
スウェーデンの戯曲だけど、日本人の名前に設定にしても成立するだろうなぁ。あんなに本音で会話する家族がちょっと楽しかった2回目でした。リアル家族感増していたし〜。
【2/4の】風姿花伝プロデュースvol.10『夜は昼の母 Natten är dagens』★★★★★
それにしても登場シーンは54歳に見える岡本ダヴィドが兄の隼太イェオリに蔑まれる場面からずっと16歳に見える。嘘みたいに可愛い。
そしてジャズの話になると仲良しに戻る(かつては仲良し兄弟だったと想像)ふたりが愛しい。
あ、隼太くんのサックス🎷も凄く上手くなっていた。あのサックス🎷、中嶋しゅうさんのものをお借りているそうです。数ヶ月の練習の間もずっと。劇場に「出たがり」のしゅうさん、いますね。
パパとママが喧嘩しているとき、ダヴィドがママの気を引くためにあること🤸をしながら言う「見てー、見てー、見てーーー」に多分ではなくぜったい客席全員釘付けです。あの場面ってきっと岡本くんのアイデアだろうなぁ。2日目に観たときより日曜日の方がしつこくて、ほんとにママに笑ってもらうまでしつこく繰り返す幼い子どもみたいでした。
ラスト近くの、これはお芝居なんですよと岡本くんが言っているように見える場面で蜷川さんのシェイクスピアの演出を思い出したりも。ほんとうのラストではないから「こんな悪夢お芝居なら良いのに」という16歳の多感なダヴィドの妄想の一つなのかな。というか、家族ドラマ、それもけっこう人情ドラマでサスペンスで観客の私はまだ迷宮に入ったまま。
マッティンを演じている山崎一さん、ぜったい今年の何かの俳優賞🏆だと思う。山崎さんがどうかしてるくらい凄いのは、実力ある共演者との信頼関係ができているからこそだろうと。安心してぶつけて、それを返してくれますもんね。
この日本酒のラベル、那須さんのファンの方が書いた文字なんですって。ステキ。
作:ラーシュ・ノレーン
翻訳:ヘレンハルメ美穂
演出:上村聡史
出演:岡本健一…ダヴィド、 那須佐代子…エーリン、 竪山隼太…イェオリ、 山崎 一…マッティン
美術:長田佳代子 照明:阪口美和 音響:加藤 温 衣裳:半田悦子 ヘアメイク:鎌田直樹 演出部:山田朋佳 舞台監督:梅畑千春 宣伝美術:チャーハン・ラモーン 絵画提供:佐和子
明日、少し追記します。
今日も美味しいコーヒーをありがとうございました!次に行くのは何の舞台かなぁ〜。
コーヒーショップの大豪さん。
【2月22日追記】那須さんのポストより
「今回のタイトル『夜は昼の母』は
スウェーデンの詩人エリック・ヨーハン・スタグネリウスの詩
『友よ、破滅のときに』の最終行
「 夜は昼の母、混沌は神の隣人 」からきているそうです。」https://x.com/sayokonasu/status/1760594439222030824?s=46