「どっちなんだよ」のままで終わらせてはいけない作品。沖縄在住の劇作家・兼島拓也と新たに出演する・中山祐一朗が語る2024年版『ライカムで待っとく』 - ぴあエンタメ情報
「(阿佐スパ主宰の)長塚圭史くんが当時、激推ししていたのを覚えています。それで今回、映像で観させていただいて、なるほど、長塚くんが激推しする理由がわかるなと」
私も激推しします。ぜったい観てほしい。この記事も読んでほしい。
コロナで初日延期になり公演数が少なくなり観られなくなった人が多かったことが本当に残念でした。
兼島さん「初演に出演していただいた(浅野役の)亀田佳明さんと(タクシー運転手役ほかを演じた)南里双六さんは、作品世界を作り上げるうえで中心的存在となったおふたりでした。今回の再演ではそのおふたりに替わり中山さんと佐久本宝さんが出てくださることで、どんなふうになるだろうと楽しみに感じています。新たな人物像が立ち上がってきっといいものになるというイメージが僕の中にありますね。キャストが替わることで初演とはまた違うものになる、その期待が一番大きいです。あとは初演から1年半経っているなかで、沖縄においては辺野古の問題など社会情勢の変化といった点についても、作品に反映させていけるといいなと今現在は思っています。」
「岸田戯曲賞や鶴屋南北戯曲賞のノミネートもそうですが、なかでも嬉しかったのは読売演劇大賞の優秀作品賞をいただいた時ですかね。」
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中山「でも、僕と初演の亀田さんではだいぶ雰囲気が違いますよね。」
兼島「今、中山さんと佐久本さんに合わせて少し脚本を直しているところです。佐久本さんも初演の南里さんより若い方なので、もう少し若い設定に変えようと。」
📍沖縄では「慰霊の日」に上演
私の熱い初演の感想など『ライカムで待っとく』再演👏👏👏
亀ちゃんが出演しなかったら観逃していたかもて思う。観ることができてよかった。もちろん今年も観に行きます。
作:兼島拓也 演出:田中麻衣子
出演:中山祐一朗 前田一世 佐久本宝 蔵下穂波 小川ゲン 神田青 魏涼子 あめくみちこ
【神奈川公演】5月24日(金)~6月2日(日):KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>
【京都公演】6月7日(金)・8日(土):ロームシアター京都 サウスホール
【福岡公演】6月15日(土):久留米シティプラザ 久留米座
【沖縄公演】6月22日(土)・23日(日):那覇文化芸術劇場なはーと 小劇場
さて、今日はKAATに行きます!