「僕が脚本を担当します『刺青/TATTOOER』が、東京(9月)とロンドン(10月)で上演されます。」
【お知らせ】
— チョコタマドロドロ(兼島) (@chocotamadoro) 2024年7月8日
僕が脚本を担当します『刺青/TATTOOER』が、東京(9月)とロンドン(10月)で上演されます。谷崎潤一郎「刺青」の閉鎖的で密接的な二者関係に空けられた小さな穴をほじくってほつれさせるような戯曲になりつつあります。演出はルサンチカの河井朗さん!とても健やかで楽しいタッグです! https://t.co/9jnOrbzqxK
\梅田芸術劇場×チャリングクロス劇場/
『刺青/TATTOOER』東京&ロンドンにて上演決定
脚本家 兼島拓也 と演出家 河井朗 の初タッグ!
谷崎潤一郎の処女作 刺青に想を得て、東京のアトリエ春風舎(2024/9/20(金)~23(月))、オフウエストエンドのチャリングクロス劇場で上演✨
兼島さん(「ライカムで待っとく」の 兼島拓也さん)すごーーい!
脚本家・兼島拓也(かねしま・たくや)コメント「谷崎が描いた、刺青を彫る人と彫られる人の間の秘匿的で閉じた関係。実はそのなかにあちこち穴が空いていて、不意に外部と繋がってしまう。作品を読み返すうちに、そんな「広がり」が垣間見えたような気がしました。刺青は単なる模様ではなく、皮膚にあいた穴から外部が流し込まれ、同時に内部が皮膚の外に漏れ出してしまう、そんな現象のことをいうのではないか。外部の侵入を許し、あるいは自己が漏れ出てしまう。その脆弱さ故に自他の境界が曖昧になる。そこに刺青の妖艶な魅力があるのではないか。 谷崎の筆に便乗し、強硬な支配/被支配関係とそれが反転する快楽に執着した先には、他者と結びついて溶け合ってしまう契機が見出されるのではないかと思っています。」
演出家・河井朗(かわい・ほがら)コメント「刺青は針で皮膚を傷つけ、そこに色を入れていく行為です。傷も彩られると芸術と呼ばれます。そのひと針ひと針には、様々な思いが込められていることでしょう。決して後戻りできない瞬間の連続を委ねることができるのは信頼できるアーティストと、大切にしたい気持ちがあってこそだと思うのです。日本では秘匿を美徳と考える人がいます。日本でお会いした彫り師の方は、着物の袖からチラッと見える刺青が粋なんだと教えてくれました。それは、誇らしいからこそ自分だけのものにしたいという欲なのだと私は考えています。皆さんがこれまでの人生で獲得した『傷』に、私たちがインクを垂らすことができたらどんな絵が浮かび上がるのでしょうか。あなたの体に宿る芸術はどんな姿なのでしょうか。楽しみにしています。」
本作の英国公演は今年10月上演予定。新進気鋭の脚本・演出家・加藤拓也氏のオリジナル作品『One Small Step』との連続上演とのこと。
ルサンチカ(実は初めて知りました)の河井朗さんhttps://x.com/hoga_p/status/1810276082878480695?s=46
今月公演がある。日程が合ったら観に行ってみようかな〜 https://www.ressenchka.com/endgame