フライヤーの『このまちのかたち』というタイトルとデザインに惹かれました。でも、劇中３人から変なタイトルだ、変えたほうがいいと言われます。終わって、色々思うところがあるけれど、それでも『このまちのかたち』というタイトルが好き。
相変わらずあらすじを読まずに行ったので、和歌山の毒入りカレー事件を思い出し、その奥の奥にあるものを思いながら観ていました。
自分の住む街がいつまでも変わらずにいてほしいと思うのですが（津波や地震でかたちがなくなってしまうのは、ほんとうに悲しいし）、そのことがつらい人たちも世の中にはいるんだ・・と、その思いは心に深い傷を負った当事者じゃないとわからないんだなと・・。いくつもの悲しい事件が至るところで起きていて、ニュースで見て一緒に悲しい気分になっても、それでもやっぱり私はいつもの日常に戻っていっているんだなぁ・・と改めて思いました。
そう、昨夜からはじまった『それでも、生きてゆく』を見ながら思っていたのと同じ（T_T）気持ち。悪いことをなにもしていないのに一生苦しみを背負っていくなんて（T_T）そういう人生をおくらなければならない人たちがいることを忘れないようにしたい。
ラスト、小さな光が見えました。よかった（*￣＾￣*）
あっ・・理恵子がドキュメンタリー映画を撮るためにカメラを回すので、そのまちが海沿いのとても穏やかで美しいところなんだと景色が見えてきました。大分弁も可愛らしかったです。
作・演出：古川大輔さん。http://kijou.main.jp/k_tokusetu.html
終わってから、引き出しに忘れたお財布を取りに会社へ（ー”ー）Suicaがあってよかったけれど、まいったわ・・１日忙しくてやることいっぱいあったのだけれど、全部来週にまわして退社したのによ。部屋に入っていったら・・まだ皆残業していてね。気まずかったわ・・(￣^￣)ゞ
