シアタートラムへ。
『1963年、裕福な家庭の一室。平和な日常を壊す一本の電話。ひとり娘を誘拐したとの脅迫電話から始まる。犯人捜索のために組織された本庁と所轄の刑事たち。関係者に事情聴取を続けるうち、意外な事実が浮かび上がる・・・ 創りたいのは空気。それも吐き気がするほど濃密な。今に問う。４８年前の物語。それでも・・・陽は昇る。』http://jacrow.jugem.jp/?eid=485
吐き気がしました・・・社長に。 だまされる女たちにも。
息をのむ緊張感・・濃密な時間に緊張しっぱなしでぐったり（←いい意味の疲れです）出演者の皆様の隙のない演技に圧倒されっぱなし、そしてやるせない結末に凍りました。里見ちゃんが可哀想でなりませんよ（ ; ; ）
電話の向こうの犯人の声は、特徴あるのですぐにピンときちゃったけれど、事件は色々入り組んでいました。気になっていたランドセル（里美ちゃんは背負っていたのに、なぜソファに？）のことがわかったとたんに・・嫌ぁ〜な展開だもの。
あっ、坂本九の曲よりも・・警視庁捜査一家の主任（今里真さん）の七三分けと、和田家の奥さん（蒻崎今日子さん）の前髪に昭和を感じました。
ラスト、落雷が鳴るシーンで緊迫感はピークに。ここってところで入る音楽にもドキドキ緊張しました〜。
