ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『ぼくに炎の戦車を』初日★★★★★ 

  赤坂ACTシアターにて
ぼくに炎の戦車を〜Bring me my chariot of fire〜』
  カーテンコールが3回あり、22時10分ころ終りました。
楽しかったです!とても重い内容ですが、友情がテーマのコミカルで笑いがいっぱいのエンターテイメントな作品になっていました。カーテンコールは千秋楽のような盛り上がりでした。それだけ良い初日だったと思います。ものすごい一体感を感じることができました。
在日コリアンの姿を描いた『焼肉ドラゴン』などで、高い評価を受ける鄭が、本作で舞台としたのは、1924年京城(現在のソウル)。日本と韓国の歴史を背景に、韓国の文化と白磁を愛した日本人・柳原直輝と、放浪芸人の集団「男寺党(ナムサダン)」の李淳雨とが、国境や身分を越えてはぐくむ友情や、時代に翻弄される人びとの人間ドラマを描く。』作・演出:鄭 義信(チョン・ウィシン)(シアターガイドより)
 成河くんが可愛くて可愛くて楽しくて、本人も人一倍楽しそうに弾けていました。まさか (*'o'*) の衣装まである七変化、楽しみました。まだ初日なので、どういう役なのかは内緒にしておきます(笑)成河くんのことを知らずに観た方はパンフレットの写真を見て「あら、このハンサムくんはどこに出ていたのかしら?」と思うかもです。髪型もキャラも違いますから。でも、ファンとしては、オープニングから新しいことに挑戦した成河くんを堪能できますし(いちばん楽しそうで元気いっぱいなのが彼ですよ)、成河くんの持ち味&魅力が発揮されていて大満足ですーーーー。でも、前のほうで観たら目のやり場にこまっちゃうだろうなーー。今日はR列だったのですが、バッチリでしたよv( ̄ー ̄☆
あ、 成河くんファンの方へ。見逃すといけないので・・オープニング(男寺党が入ってくる)は下手(客席から見ると左側 )後ろから3人目に注目してくださいね。
 
チャ・スンウォンさんは初舞台とのことですが、すごいです。綱渡りの見せ場があるのですが、成功するまでやるそうです。スター俳優さんに綱渡りをさせてしまうって・・ウィシンさんたらすごいわ。床に落ちたとき(最初のは演出なのかな?それとも・・)ドスンと音がしました。マットも敷いていないのですから・・。どうか最後まで怪我などしませんように。
ジャニーズJr.の高田翔くんも初舞台だそうですが、そんな感じしませんでした。良かったです。

 パンフレットは2000円。ふだん1000円上のパンフは買わない私ですが(笑)応援している俳優さんが出ている場合が特別です!(あ、シレン〜は買わなかったけれど 笑)
あらすじ等はここ。 http://www.bokusen.com/ 
          http://www.tbs.co.jp/act/event/bokuni-senshawo/
囲み取材記事 http://newslounge.net/archives/47835
【 作者からのメッセージ 】
男寺党は簡単に言ってしまえば、放浪芸人の集団であるのだけれど、 その芸は農楽、皿回し、アクロバット、綱渡り、仮面踊り、人形劇と多岐に渡り、その豊かさに驚かされる。
彼らは村々を回り、豊饒を祈ってきた。にもかかわらず、彼らの扱いはひどく、 わずかな食料と一夜の宿が提供されるだけであった。彼らのうちの誰かが亡くなったとしても、 ただ石を積んで弔うしかなかったという話を聞いた時、不覚にも僕は涙を流してしまった。
そして、この見捨てられた人々の物語を誰かに語りたいと思ったのだ。 百年も昔の朝鮮の名もなき芸人たちの物語は、日本の観客たちには無縁のものであるかもしれない。
それでも、路傍の石のような彼らの魂に、ほんのすこし、ほんのひととき、想いを寄せてくれることを願っている……。
鄭 義信(チョン・ウィシン)
 
 お祝いの花が所狭しと並んでいました。