恵比寿・エコー劇場へ。喜劇でありロマンス劇でもある『冬物語』を観てきました。
作：W.シェイクスピア 訳：小田島 雄志 演出：吉田 鋼太郎 http://homepage2.nifty.com/aun-company/
さすがシェイクスピアはお手の物の劇団。鋼太郎さんのコメントに「晩年のシェイクスピアが自由に伸び伸びと、言い換えれば、やりたい放題好き放題に書いた感があり、〜」とあったのですが、鋼太郎さんたち生き生き楽しそうに、そしてビシッと演じておられました。小劇場なのにまさかの３時間 (￣▽￣) すご〜く楽しかった〜。
一幕（シチリアのリオンティーズの宮殿が舞台）のシチリア王リオンティーズ＠鋼太郎さんはカラマーゾフの文蔵パパ入ってたわ〜。Ｂ列だったので、たくさん唾かぶりました〜（Ａ列には知人が。笑）レオンティーズの幼馴染のボヘミア王ポリクシニーズを演じた大塚明夫さんのステキさも堪能しました。二幕（16年後のボヘミアが舞台）でロマンスグレーの紳士に変装した明夫さんに本気でドキドキ（あんなダンディなおじさまならぁ・・なんてね）
舞台美術は奥が大きな額縁になっていてそこに背景が描かれていただけ。一幕は冬枯れの風景その前に石像（二幕の石像とは違う 笑）、レオンティーズの白い衣装に映し出される照明が凝っていました。二幕は牧歌的な風景。
カラマーゾフの兄弟さんたちからもお花が〜。
帰りに鋼太郎さんとお話したのですが、「カラマーゾフの兄弟」をご自分も見てるって。「（文蔵のこと）嫌なヤツだよな」「地でやっているんだ（笑）」って。あのイケメン３兄弟のことは「あの３人いいよ、３人とも芝居が出来るんだ」って鋼太郎さん、褒めていました。市原くんなんて撮影中何も食べなくて飴しか食べなていんだって（ストイックなのね・・）。可愛い息子たちをリスペクトしていました〜。
