ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

ミュージカル『グランドホテル/GRAND HOTEL the MUSICAL』RED team2回目★★★★★ 

 雨上がって
 昨日の試合で武藤くんがゴールしたのでお寿司いただきました〜。
 
今日はM列センター(2列前にハム殿下井上芳雄くんが・・) 入り口でもお見かけしたのですが・・背、高くてスタイル抜群なのね :*:・( ̄∀ ̄)・:*: 
「今日は『グランドホテル』に井上芳雄さんが来てくださいました。」と成河くん公式 http://p.twpl.jp/show/orig/d0Klt 成河くん、顔っ!( ̄∇ ̄ )
「そして、本日は千客万来!懐かしい、ハム・ホレ・レアの3人で! 」とレアティーズ伊礼彼方くんがTweethttps://twitter.com/kl_official_/status/721699733211869185
https://www.instagram.com/p/BETc5iuBC-q/  成河くん、顔っ!足っ!( ̄∇ ̄ )
 
観劇後に参加したバックステージツアーのことだけ先にTweetしたものを。
「Red藤岡くんと真志くんのバックステージツアーに参加。舞台が思っていたより狭く、よくぶつからずに踊るなぁ〜と思ったり。二人からのクイズコーナーまであり、楽しかった。大山真志くんのチャールストンに目が離せないのよね。藤岡くんの2つのラストは両方好き。」
 
RED のエンディングはハッピーエンドですが、全員がハッピーエンドではない。人が来ては去っていく・・・それがグランドホテル。幸せ(人生)を手に入れたオットーも、その先には「死」が待っていることを彼も観客も知っている。けれど、余命を精一杯生きるすべを手に入れてパリへ。そしてパリへ一緒に行った野心家のフレムシェンは彼を看取ってくれるでしょう。
グルシンスカヤは駅で絶望するかもしれない・・でも彼女はガイゲルン男爵に愛された一夜で、バレリーナとして最後に燃え尽きることができる気がする。女は強いから。

ちょこちょこ小出しに書いているので、もはやバラバラですが、成河ファンの私は、成河くんのオットーが好き。いいとか悪いとかでなく、成河くんのオットーは場面ごとに刻々と変化していって「希望」を感じます。なにより《グランドミュージカル》っぽくなくて、いつもの延長なところ(演劇の線引きがない)が、ミュージカル初心者の私にしっくり来るんだと思う。余命を知らされ「時間がない」から憧れのホテルを死に場所にしたはずが、そこで男爵と出会い友情が生まれ(株で儲けたり)、フレムシェンに恋して(そしてあの羽が生えたかのように軽やかなダンスッ!)、残された日々を輝きに変えた!命の大切さも教えてくれるのがオットーで、後半のいくつかのセリフもそれでした。ただ全財産入っているお財布を失くしたときの焦りようは彼の本来の性格(おおらかではない)なのかもね。
 
「時間がない」と口々に訴える宿泊客たち。4人の電話交換手と4人のゲスト(テーブルの上に立っている)の会話を交錯させた演出が楽しい。たまに会話が重なるのもそれらしい。
 
みんなで踊る♫The Grand Charleston。とにかく大山真志くんに目がいってしまうのですよ。反則なほど可愛いダンス。あと、スペシャルダンサーの湖月わたるさんのチャールトンも好き。それまでじっと「静」の状態で「誰かを探している」から、そのギャップが可愛かった。
 
可愛いといえば、引退ツアー8度目のバレリーナ、美しいエリザベータ・グルシンスカヤの草刈さん。めちゃめちゃ共感します。まさかこんな年下のイケメン男爵が、男爵の年齢より多い皺のある私と?と半信半疑でいたけれど、一夜をともにし、翌朝ある事件が起きたけれど(ガイゲルン男爵が素直だったので)男爵の愛が確信となり、あの♫Bonjour Amour(ボンジュール・アムール)の歌!!(歌は上手くないけれど)赤い薔薇の花束を抱え自分を待つだろう人を思い大きな幸せに溢れて歌い上げている場面がとても愛しい。なので、グルシンスカヤを愛している付き人のラファエラも一度は落胆したけれど、エリザベータを一生守っていこうという改めて決心したのだろうな。劇場を埋められない自分へのイラつき含め、容姿だけでなく佇まい仕草すべて美しい草刈さんの存在は大きいと思う。
伊礼くんのガイゲルン男爵もとても素敵でした。貧乏だけど(あんなに歌が上手いの、知らなかった〜)年上の美しい女性をメロメロにさせる色男。宿泊費を7か月も滞納しているけれど、オットーなど他の人にも優しくて「みんなの友だち」愛されキャラ。伊礼くんファンの友だちが今回の役、喜んでいました。
男爵に優しくされていたので、結婚も目論んでいたフレムシェン。ブロードウェイを夢見て、今を抜け出すためならなんでもするタイプ。そんな野心家の女の子にはGREENの昆ちゃんより真野恵里菜ちゃんの方が似合っていました。誰かの子供を妊娠していることを、最後に「新しい命だ」とオットーが言うシーンは、女性ならジーンときちゃいそう。大きなプライジング(吉原さん)にのしかかられるシーンは怖かったーー(吉原さんったら、今回もひどい男の役でかわいそう〜笑)プライジングは子どもに電話越しでカラスの鳴き真似をしちゃう良いパパでもあったのに・・仕事人間すぎたね。
 
最初に見たときから好きだったのはオットーと男爵が二人でテーブルに座り乾杯〜ダンス ♫we'll Take a Glass Together
 
クライマックスの最後だと思ったのが殺された男爵の花道。舞台上に長く出来た花道を赤い薔薇の花束を抱えた男爵とすれ違う人たちが男爵の上に赤い花びらが舞い降らせ、男爵を見送るのですが、最後にエリザベータだけが白い花を舞い降らせるのです。花びらのトンネル。とてもとても綺麗な場面でした。
 
歌詞カード欲しいですーーーー。できれば台本も読みたいーー。だって複数の会話が交錯するんだもの。そこがホテルのロビーと同じなんですね。
 
【RED team Wキャスト】オットー・クリンゲライン/成河 フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵/伊礼彼方 ヘルマン・プライジング/吉原光夫 フレムシェン/真野恵里菜 ラファエラ/土居裕子 オッテルンシュラーグ/佐山陽規 エリザヴェータ・グルシンスカヤ/草刈民代
【GREEN・RED Sキャスト】エリック/藤岡正明 ジミーズ/味方良介 ジミーズ/木内健人 弁護士ズィノヴィッツ/大山真志 劇場プロデューサーのサンドー/金すんら 支配人ローナ/友石竜也 運転手/青山航士 グルシンスカヤのマネージャー ヴィット/杉尾真 ベルボーイ/新井俊一 マダムピーピー/真瀬はるか トルード/吉田玲菜 トゥッツィ(娼婦)天野朋子 ホテルメイド/岡本華奈 湖月わたる(スペシャルダンサー)